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お互いリビングに戻り、Aが点けていたテレビをソファに座って見始めた。





「(あれ...確か今日のこの番組って)」




自分がゲスト出演している回だと気付いた。





『んっ.......』




無言でテレビを消した。と思ったら、立ち上がり、横歩きを、して風磨の隣に座った。




『...なんか、嫉妬した』




「嫉妬...?」





『ふーまは......アイドルだから。生意気にも人気アイドルだから』




「な、生意気....。」




『なんか腹立つ』




「えっ、?なんで?」




『アイドルの癖に彼女作りやがって』




そう言って人気アイドルの両頬を遠慮なく引っ張る。





「.....それについては申し訳ないと思ってるよ。背徳感も別にないし、重罪って言われたら重罪だと思う。俺が言うのもなんだけどね」




『たまに感情がぐちゃぐちゃになる。嫉妬とか腹立つとか言ったけど、自分じゃ分からへん.....』




「ごめんね、そんな思いにさせて。....でも、俺はAと離れたくないんだ」




『っるさい...』




いつの間にかAの頬には大粒の涙が。




「大丈夫、大丈夫だから泣かないの」




顔を見ないように、優しく抱きしめる。






誰も悪くない、アイドルだからって自由を奪われるのは違う。でも、多少の制限があるのは風磨だって分かっている。勿論、相手であるAも。




正解は多分どこを探しても見つからない。各々が正しいと思う答えを探し出すしか。





今日もアイドルとその彼女は、悩みながら生きていく。







━━━━━━━━━━━━━━━



ちょっと雰囲気の違う話を入れてみました。




ちょっとした疑問なんですが、お気に入り登録たくさんの方にして頂いて本当に嬉しいんですけど、ハートが如何せん少ないのでこの話が嫌いなんじゃないのかなと思ってしまいます。


嫌いだったら全然大丈夫なんですけど、ちょっとでもいいと思ったらハートの方をお願いします。

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あんゆ(プロフ) - ルナさん» ありがとうございます☺️ (2月10日 14時) (レス) id: aac5c9b4f6 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - あんゆさん» 逆に良いんですか!?よろしくお願い致します!!! (2月10日 14時) (レス) id: c7332406b2 (このIDを非表示/違反報告)
あんゆ(プロフ) - 初めまして!この作品凄く求めてた作品すぎて大好きです!!もし良かったら自分の作品で紹介してもよろしいでしょうか? (2月10日 13時) (レス) id: aac5c9b4f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルナ | 作成日時:2024年2月10日 0時

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