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櫻井side
家に帰ったその直後、携帯の着信音が鳴り響い
た。その電話はニノから。
内容は...松潤が雪の中で倒れていたという
事だった。
俺は、急いで着替え、雪の中を死にものぐるい
で走った。
リーダーと相葉くんと救急車が同じくらいにつ
いて、俺達が来た時は、ニノの腕の中で松潤は
意識を失っていた。
白く、血の気のない顔。
そんな姿を見て、涙が溢れた。
髪の毛や顔を拭きながら、ごめんなって
つぶやくことしか出来なかった。
それから数分後に救急車が出て、その後を
追って俺達は病院に向かった。
手術中のランプが点灯して、その外で俺達は
座って待った。
大｢おいらのせいだ...｣
ニ｢ﾋｯｸじゅんくっｸﾞｽｯｳﾞｯﾊｧｸﾞｽｯ...｣
相｢ﾋｯｸｸﾞｽｯまづじゅ...ｸﾞｽｯ｣
｢無事でいてくれよ...｣
待っている俺達は、会話もなく、ただただ泣い
ていた。
それから何分たっただろう。
ランプが消え、先生が出てきた。
ニ｢先生！潤くんは！｣
先｢一命は取り留めましたが、かなり危険です。
免疫も落ちているので、感染症にかかることも
予想されます。まずは、意識が戻らないと分か
りませんね...｣
｢松潤のとこ行こう...｣
3人｢うん...｣
ガラガラ
｢松潤...｣
そこには綺麗に目を閉じてベッドに横たわる
松潤の姿。顔には血色が戻っていつもどおりの
顔になっていた。
ニ｢潤くん、大丈夫だからね。｣
｢あんな寒い中、よく頑張ったな。｣
大｢ごめんね。松潤。｣
相｢早く起きてよ！｣
その日のうちは、目を覚まさなかった松潤。
でもまた、5人で笑える日が来るよね...？
信じてるから。待ってるから。
早く戻って来てね？
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恵梨華(プロフ) - とろけるクッキーさん» とろけるクッキー様！！読んで頂きありがとうございます！嬉しいお言葉感激です！これからもよろしくお願い致します。 (2020年1月10日 20時) (
レス) id: 5643a210d8 (このIDを非表示/違反報告)
とろけるクッキー - 読んでる途中に泣きそうになってしまいました。。・゜・(ノД`)・゜・。とっても良いお話でした！ (2020年1月10日 18時) (レス) id: 452c14e82a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恵梨華 | 作成日時：2019年7月31日 14時
