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二宮side
俺は退院した。ほぼいつも通りの生活には戻れ
たけど、やっぱり潤くんが居ないのは寂しい。
でも翔ちゃんは何とか復活してくれて、これか
らはもう少し笑顔が増えるかもね。
みんな自然と笑顔が少なくなってたんだ。
昨日、潤くんに欲しいものを聞いて、みんなの
心からの笑顔って言われた時、それだけ俺らが
笑ってないんだってことに気づいた。
潤くんが安心できるのは俺達の笑顔だけかもし
れない。だったら、その安心を俺らがつくらな
いといけないんだ。
俺らが知らず知らずのうちに、潤くんの本当の
笑顔を奪っていたのかもしれない。
教室の黒板には、『卒業まであと92日』という
カウントダウンが書かれていた。
でも俺は、あのカウントダウンが終わってしま
ったら、潤くんが消えてしまいそうな気がして
ならなかった。
その時、どこからか耳を疑う話し声が聞こえて
きた。
男1｢松本ってさ〜、結局どうなったわけ？｣
男2｢あぁー、忘れてた。全然戻ってこないよ
な。｣
女1｢松本くんもう戻ってこないんじゃない？｣
女2｢死んじゃったとか〜？｣
男2｢そうかもな〜｣
俺はそいつらの元に行った。
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恵梨華(プロフ) - とろけるクッキーさん» とろけるクッキー様！！読んで頂きありがとうございます！嬉しいお言葉感激です！これからもよろしくお願い致します。 (2020年1月10日 20時) (
レス) id: 5643a210d8 (このIDを非表示/違反報告)
とろけるクッキー - 読んでる途中に泣きそうになってしまいました。。・゜・(ノД`)・゜・。とっても良いお話でした！ (2020年1月10日 18時) (レス) id: 452c14e82a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恵梨華 | 作成日時：2019年7月31日 14時
