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潤side
カレンダーは23日。俺たちの学校は、明日が
終業式だよな...。それにクリスマス。
病室の窓から見える街並みは、イルミネーショ
ンで彩られ、モミの木もライトアップされてい
る。
｢綺麗だな...。でも...こんな体じゃ出られる
訳ないし...。｣
自然とため息が出た。
｢ゴホッ...ゴホッゲホッ...ヤバっゴホッ｣
最近咳が止まらなくて、息が出来なくなる。
でも、大体1人だから自分で治まるまで我慢しな
いといけない。
そんな時でも頭に浮かぶのはメンバーの顔。
｢早く来てくれないかな...｣
そんな事を思っていると...
ガラガラ
二｢潤くん〜？来たよ｣
櫻｢調子どう？｣
大｢眠たーい｣
相｢松潤！お待たせ！｣
｢みんな...｣
会いたかったその顔。見ただけで涙が溢れた。
俺は、近くに座っていた和の服を引っ張った。
二｢...ん？潤くんどうしたの？って何で泣いて
るの。アイバカに何かされた？｣
相｢えー！｣
俺は首を振って、和の胸に顔を埋めた。
櫻｢どうしたんだよ〜。大丈夫か〜？｣
翔くんはそう言いながら、俺の頭を撫でてくれ
て。
大｢ごめんね〜。早く来れなくて。お詫びにおい
らが一緒に寝てあげる｣
リーダーは、そう言って俺の隣に入ってきた。
みんな俺が泣き止むまで、理由も聞かないで
ずっと抱きしめてくれたり、声を掛けたりして
くれた。
｢...みんなありがとう。和...服濡らしちゃっ
てごめん。｣
二｢いいよいいよ。大丈夫！｣
櫻｢明日が終わったら、前よりも来れると思うか
ら。｣
大｢ｚｚｚｚｚ｣
相｢リーダー！起きてよ！｣
二｢まただよ...。まったく。｣
櫻｢本当だよな...。さ・か・な！｣
大｢ん？魚!?｣
｢リーダー暖かかったよ。｣
大｢松潤と寝れて嬉しかった〜♪｣
二｢じゃあ、帰ろ？潤くんまた明日ね！｣
櫻｢出来るだけ早く来るから。｣
大｢また寝ようね〜｣
相｢ばいばーい！｣
｢うん。またね。｣
ガラガラ
｢一気に静かになるな...｣
それにしても...俺あんなに弱かったっけ？
みんなの前で泣くとか...情けなさすぎ。
でもやっぱりみんな優しいな。
このメンバーで良かった。
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恵梨華(プロフ) - とろけるクッキーさん» とろけるクッキー様！！読んで頂きありがとうございます！嬉しいお言葉感激です！これからもよろしくお願い致します。 (2020年1月10日 20時) (
レス) id: 5643a210d8 (このIDを非表示/違反報告)
とろけるクッキー - 読んでる途中に泣きそうになってしまいました。。・゜・(ノД`)・゜・。とっても良いお話でした！ (2020年1月10日 18時) (レス) id: 452c14e82a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恵梨華 | 作成日時：2019年7月31日 14時
