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二宮side
放課後、俺達は潤くんのお見舞いに行くことに
なり、病院に向かった。
そして今は病室のドアの前。
櫻｢みんな、いつも通り接しような。｣
3人｢うん。｣
ガラガラ
相｢まつじゅーん！来たよ？｣
潤｢...みんな。｣
あれ？潤くん元気ない...？それに頬に泣いた
後が...。
櫻｢最近調子どう？早く退院しろよ？｣
潤｢...｣
大｢松潤？どうした？調子悪い？｣
潤｢...つき...そつき...｣
｢え...？潤くん？｣
潤｢嘘つき！｣
櫻｢松潤...？｣
潤｢みんな知ってるくせに！｣
｢知ってるって...もしかして...｣
潤｢余命...俺の余命...5ヶ月なんでしょ。｣
大｢違うよ...｣
潤｢何が違うんだよ。廊下で話してたくせに。｣
｢聞いてたんだね...。｣
潤｢みんな俺の事見捨てるんでしょ...。どうせ
死ぬんだから。｣
パシッ
潤｢...って。｣
相｢リーダー...｣
大｢ふざけんなよ。俺らが見捨てるわけないだ
ろ？おいら達5人で嵐だよ？5人でトップになる
って約束したでしょ？｣
潤｢ｸﾞｽｯ...ﾋｯｸｸﾞｽｯ...｣
｢潤くん。どんな潤くんでも、俺らは離れていか
ないよ？全力でサポートするから。怖かったよ
ね。1人で全部抱え込んでたんだから。｣
潤｢...怖かった...ｸﾞｽｯ1人で...怖かっ
た...1人にしないで...ｸﾞｽｯ｣
櫻｢ゴメンな...。気付いてやれなくて。｣
相｢俺達毎日お見舞い来るからね！｣
大｢早く元気になってね。｣
｢潤くん、大丈夫だよ。みんないるから。｣
潤｢...ｸﾞｽｯみんな...ありがと...｣
櫻｢ほら、泣くなって〜！｣
大｢じゃあまた来るから。｣
相｢ばいばーい！｣
ガラガラ
俺達は、潤くんの病室を後にした。
櫻｢気づいてたんだな...。｣
｢まあでも、説得出来たし...とりあえずは良か
ったんじゃない？｣
大｢1人で抱え込ませるのは良くないからね。｣
相｢松潤大丈夫かな？寂しがり屋だから...｣
｢あなたに言われたくないでしょ！｣
櫻｢ほら、帰るぞ。｣
相｢はーい！｣
その後、俺達は別れそれぞれの家に帰った。
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恵梨華
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作者名：恵梨華 | 作成日時：2019年5月26日 19時
