近い距離 (ページ8)

今日:5 hit、昨日:21 hit、合計:24,372 hit

7話ページ8

落ちた。

そんなん毎度のことだけど

少年収落選。。

アイドルな尚大くんが見たかった、

はぁ。

そんなとき神様が舞い降りた＿＿＿

尚｢ねぇAちゃん｣

｢なに｣

尚｢不機嫌だな笑｣

｢少クラ来ない？｣

｢今その話しますか。｣

尚｢落ちたんだ｣

｢安定ですよ｣

尚｢ちょうど良かった｣

｢は？｣

何言ってんのこの人

何がちょうどいいの

少クラに彼女でも連れてくるの？

私がいるとバレるからって？え？

尚｢これあげる｣

手元を見ると、、、、、、、

それは初めて見る少クラのチケットだった。

これは夢か？幻覚か？

紙なのに輝いてるよ、光ってるよ、

あぁ織山様

やはりあなたは私の神様です。

尚｢誰か誘って来てね｣

｢え、あ、はい、うん、あ、ありがとう｣

尚｢いいえ！｣

そして私はジャニーズが好きな友達を誘った

"当たった" そう嘘をついて。

＿＿＿少年収当日

時間が迫ってきて

いよいよ会場入り。

調べたら結構、というかだいぶ良い席

早く入りたい

入ってみると、、

やっぱり良い席

さすが織山

あと少しで収録が開始する

はぁ緊張

何にか分からないけどとりあえず緊張

隣の友達は

｢ファンサくれるかな〜｣

｢目線くれるかな〜｣

ってウキウキしながら待っている

収録が始まってキンプリが出てくる

Jr.いないのかな、

そう思ってると後ろから悲鳴が。

見るとJr.が後ろから歩いてきている

私は通路側だから近くに来る、そう、織山が

真横を通るとき

｢あ・り・が・と｣

そう口パクで伝えてきた

心臓バックバクです

本気で口から出てきそう。

出てこないけど

それから

忍者の曲があって

また微笑んでくれたり

手を振ってくれたり

去り際に投げキッスだって。

あれ...あんなにデキジュだったっけな

そんな織山の行動がループして

曲が頭に入ってこない

気付くと収録は終わっていた。

友｢Aめっちゃ織山構ってくれてたじゃん｣

｢うん、、、｣

友｢私も構ってくれたの自担♡♡｣

｢よかったね！｣

友｢うん！ほんとありがとね！｣

｢全然、｣

友｢ねぇなんか元気なくない？｣

｢ちがくてさ｣

｢織山かっこよすぎて頭から離れない無理｣

友｢それはいいことだぁ！｣

帰りの電車も2人で語りまくっていた。

その時間が本当に楽しかった