近い距離 (ページ6)

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5話ページ6

あれから少し経って

織山家に慣れてきた。

毎朝本物のおり...尚大くんに挨拶して

尚大くんとご飯を食べて

尚大くんが家出る前に家を出て

尚大くんがレッスン終わるまで家で待って

尚大くんが帰ってきたら
夜ご飯を食べながら少クラを見る。

それが習慣になっていた

でも1日1日が幸せで
本当にこんなこと起こるんだなって。

他の織山担に申し訳ないなって思いつつ
優越感に浸ってしまう。

『今は織山何してるのかな』って
考えてた日が懐かしい、そう思ってしまう

今では尚大くんの行動は
考えたくなくても分かる。

嬉しいけど近くて寂しい

遠くても寂しいのに近くても寂しい

『会いたい』って想えなくなるのも寂しい

自分贅沢だな

今日も
お母さんもお父さんも遅いから

1人で近くのスーパーに買い物に行って

夜ご飯をつくる

尚大くんまだかなーって考えながら。

｢ただいまー｣

あ、私の大好きな声

｢おかえりおつかれ！｣

平然を装って返事をするのも慣れてきた

尚｢いい匂い！！今日は何？｣

｢なんでしょう！当ててみ！｣

尚｢んん、麻婆豆腐｣

｢ざんねーん麻婆茄子でした！｣

尚｢茄子かよ笑｣

｢え、茄子嫌い？｣

尚｢いや別に｣

こんな普通の会話だってできるようになった

結構仲もいい。

でも

尚｢Aちゃん！｣

そう私の名前を呼んで笑う尚大くんに

胸がときめく。

今までとは違う感じ

それは距離が近くなったから？

ちょっと勘違いしちゃってる私

尚大くんはきっと

私を妹だと思ってるから優しい。

ただそれだけ

そう思わないと。

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またまた作者です。笑

ちょっと今回

尚大くん尚大くん言いすぎて

キモくないですか？笑

かきながらやばいやつだなーって思いました、

ただそれだけです()