大好きになってしまった【半間修二】

Part５４　イライラ ページ7

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「おはよAちゃん♡」

『……もう昼だし』

「ばはっ♡何だよその顔寝不足かｧ？」







私の顔を見てケラケラと笑う半間くん。





…一体誰のせいでこんな顔になったと、、、








＿＿＿＿昨夜メールを送った後、結局半間くんからの返信は来ず……返信が来たのは今朝だった。






そして彼の返信内容はコレだ。






［今気付いた］






…はぁぁ？




朝まで気付かずにどこでナニしてたんだよお前は！



そして私の睡眠時間を返せよクソ野郎！









「つーか、昨日はいきなりメールしてきてどうしたんだよ？」

『…別に』

「なに？寂しくなっちゃったのかｧ？可愛いなｧ♡」









そう言って私の頭をわしゃわしゃと撫でてくる半間くん。



そんな彼の行為にドキッとしながらも、まだイライラとモヤモヤが残っている私は半間くんの手をペシッと払い除ける。









『やめて』

「んあ？何でそんな不機嫌なんだよ？」

『うるさい』

「あ、生理かｧ？」

『黙れ』









マジでデリカシー無いなコイツ。


あー、余計にイライラしてきた。








「今日バイトあんの？」

『ない』

「んじゃこの前行ったラーメン屋食いに行こーぜ」

『…やだ』

「あ？何でだよ」

『………アンタはいつもみたいに歌舞伎町で遊んでくればいいでしょ！』

「……はｧ？」









ポカンとした顔で私を見てくる半間くんを無視して次の授業の準備に取りかかる。






その後も何かと絡んでこようとする彼を私は上手くかわし続けて一日をやり過ごした。

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