32話 ページ34
__と言ってみたのだが、
?「ああ!エリスちゃん可愛い!これ着たらもっと可愛い!!」
エ「嫌だ!リンタロウ嫌い!!!」
?「ええ!?」
んだこいつ。いや、違う意味で独特な雰囲気纏ってんだけど。てかこいつロリコンだよな?
芥「首領。」
?「ああ、済まないね。芥川君は下がっていいよ。」
そしてやつがれ君は部屋から出て行った。
待って!こんな変人の元に置いていくなよ!
エ「リンタロウ。この人だあれ?」
リ「ん?ちょっとね気になる子だよ。」
「うわー…変態に気になるって言われても毛程も嬉しくねぇ。」
エ「そうよね〜。」
リ「ええ!?」
ガックリと肩を落とすリンタロウという人物と、毒を吐き続けるエリスという少女。
リ「エリスちゃん。これからこの子とお話があるから他の部屋で遊んでなさい。」
すると先ほどとは打って変わって、いうことを聞くエリスちゃん。
パタンと部屋のドアが閉められ、リンタロウと二人きりの状況だ。
リ「挨拶が遅れたね。森だ。宜しく。」
「宜しくしたくないが、宜しく。」
そう言うと今度はショボーンといた顔になった。何だよこいつ。本当に首領なの?大丈夫?
森「お菓子食べる?」
「腹減ってないからいらない。」
森「何か飲む?」
「喉も渇いてない。」
森「名前は?」
「笠原A。」
森「君は何者だい?」
「只の一般市民。」
「それ以上でもそれ以下でもないよ。」
森「一般市民と豪語するなら何故、君が今まで生きてきた形跡がないのかね?」
「さぁ?何でだと思う?」
森「判ってたら苦労はしないよ。」
いや、別にあれだよ。
私はこの世界の住民ではないんです!
って言ってもいいんだよ?全然。
ただ、ミステリアスな女って面白そうじゃない?
秘密が多い女とか。いや、現実にいたらウザいけど。
静まり返る部屋には、時計の音が大きく響く。
森「…やはり、君は只の一般市民じゃあないね。」
静かだった部屋に、ヒュンと音を立てナイフ__否メスが私の目の前に飛んできた。
「何あんた医者なの?患者にメスを投げるなんて酷いじゃないか。」
「それと、私は一般市民だ。」
飛んできたメスを口で受け止め、森を見据える。
「話は終わりか?そろそろ帰って寝たいんだけど。」
森「それは無理なお願いだ。君のことはまだ名前と顔しか判ってないからね。暫くは此処に居て貰うよ。」
「ゲェ。」
国木田に怒られるじゃん!
国木田講座_正座の回_受講決定。
503人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リサっペ(プロフ) - 4話で横浜ってなってるんですけど、文ストの世界ではヨコハマとカタカナだったと思います!…違ったらすいません (2019年1月10日 14時) (レス) id: cc75c6e61c (このIDを非表示/違反報告)
ババロア(プロフ) - 実希さん» はうぁ!ご指摘ありがとうございます!直ちに直してきます!コメントありがとうございました(#^.^#) (2016年8月12日 18時) (レス) id: 029be84e87 (このIDを非表示/違反報告)
実希(プロフ) - とても面白いです!!頑張って下さい!!所で中也さんのセリフは「次はなくってよ!」ではなくて「二度目はなくってよ!」では??? (2016年8月12日 18時) (レス) id: 6201a5aeeb (このIDを非表示/違反報告)
ババロア(プロフ) - わかなさん» ありがとうございます(o^^o)初めまして、じゃないですねww読んでくれてありがとうございましたww (2016年7月3日 19時) (レス) id: 029be84e87 (このIDを非表示/違反報告)
わかな(プロフ) - こんにちは!実は、はじめまして、ではないです笑 とても面白かったです! 更新楽しみにしております(^.^) (2016年7月3日 1時) (レス) id: 2c59221da2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ババロア | 作成日時:2016年5月30日 23時