12話 ページ14
目の前には金髪の女性。
そして______
太「美しい。睡蓮の花の如き儚く、そして可憐なお嬢さんだ。どうか私と」
国「ふんがぁ!!!」
太「どわぁ!!」
太宰と国木田の茶番。
何なのお前ら。仲良しか。
女「ところで……」
敦「は、はいぃ。」
女性が依頼を提供してくる。ジャンプ読みたい。
ここってジャンプ無いの?後で聞いてみよう。
国「小僧と、お前も行け、A。」
敦「ええ!?」
「……は?」
え?マジで?てか全然話聞いてなかったんだけど。
国「ただ見張るだけの簡単な仕事だ。それに密輸業社は、たいてい逃げ足が取り柄の無害な連中だ。お前らには丁度いいだろう。谷崎、お前もついていけ。」
ナ「お兄様が行くなら、ナオミも付いて行きますわ〜!!!」
あ、悪人を捕まえろ!的な?
まぁいいや。後でジャンプ奢ってもらおう。
________
クッソ〜腹いて〜!!!
さっき、谷崎に奢ってもらったパフェが私のお腹を襲う。因みに5杯ぐらい食べた。
「あー食べ過ぎた…。敦、トイレ行ってくる。」
敦「だ、大丈夫ですか?」
「うん…多分…。」
敦「ええ!?」
敦って、いつもオーバーだよな。お疲れ。
トイレから戻ると、国木田と敦がなんか話してたけど、どうでもよくて全く聞いてなかった。完璧お腹に意識が……。
国「おいA聞いているのか!?」
「うん聞いてる聞いてる。パフェの食べ過ぎは危険ってことだよね。もう十分分かったよ。」
国「違うわ!!!」
「何?違うの?」
はぁっと盛大な溜息を零す国木田。溜息ついたら幸せ逃げちゃうぞ〜?
国「こいつには会うな。会ったら逃げろ。」
そう言って唐突に写真を見せてきた国木田。
そこには見覚えのある人物が居た。
国「こいつの名は、」
「芥川さん!?」
国「なっ!貴様知っているのか!?」
敦「ええ!?」
「知ってるも何も、さっき会って自己紹介したし?」
事実を述べると、ワナワナと震えだす国木田。
国「何故それを早く言わない!!!」
「いや知るか!何でこいつから逃げなきゃいけないわけ?」
国「だからこいつが異能力者だからだ!」
「異能力者?」
初めて聞くフレーズに頭の中にハテナが生まれる。
国「後で小僧にでも教えて貰え。取り敢えず、知り合いだろうが何だろうが、貴様はもう探偵社の一員だ。会ったら逃げろ。いいな。」
「あー分かった分かった。」
取り敢えず、芥川さんには気をつけろという事でいいのか?まぁ厨二病だったしな。
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リサっペ(プロフ) - 4話で横浜ってなってるんですけど、文ストの世界ではヨコハマとカタカナだったと思います!…違ったらすいません (2019年1月10日 14時) (レス) id: cc75c6e61c (このIDを非表示/違反報告)
ババロア(プロフ) - 実希さん» はうぁ!ご指摘ありがとうございます!直ちに直してきます!コメントありがとうございました(#^.^#) (2016年8月12日 18時) (レス) id: 029be84e87 (このIDを非表示/違反報告)
実希(プロフ) - とても面白いです!!頑張って下さい!!所で中也さんのセリフは「次はなくってよ!」ではなくて「二度目はなくってよ!」では??? (2016年8月12日 18時) (レス) id: 6201a5aeeb (このIDを非表示/違反報告)
ババロア(プロフ) - わかなさん» ありがとうございます(o^^o)初めまして、じゃないですねww読んでくれてありがとうございましたww (2016年7月3日 19時) (レス) id: 029be84e87 (このIDを非表示/違反報告)
わかな(プロフ) - こんにちは!実は、はじめまして、ではないです笑 とても面白かったです! 更新楽しみにしております(^.^) (2016年7月3日 1時) (レス) id: 2c59221da2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ババロア | 作成日時:2016年5月30日 23時