episode2 ページ2
長い廊下の終着点、そこには
大きな扉があった。
廊下のみすぼらしさとは似てもつかない扉は、
アンティークでも意識しているのか、
細かな装飾が施されていた。
魔人はその扉の前に立つと、形式だけの
ノックを3回して、返事を待たずに
中に入った。
「仕事です。起きて下さいA」
部屋の中には、12、13歳位の可憐な少女が
机に突っ伏して寝ていた。
机には3台のノートパソコン、机の前の
壁には、8台のディスプレイがあった。
それらの画面の光が少女を照らし、
部屋の電気がついていないことも相まって、
少女の存在感を確かなものにしていた。
「ん〜あと5分、だからぁ......」
少女が寝返りをうつたびに、
金色がかかった少女の茶髪が、
ディスプレイの光できらきらと輝く。
なかなか綺麗な光景だが、いつまでもそれを
見ているわけにもいかない。
「
ありません。起きなさい」
しびれを切らした魔人は、手に持っていた
分厚い紙の束で少女の頭をべしべしと
叩き始めた。
「痛っ！？いった〜い！！誰？何？」
「ん、なんだフェージャか。おやすみ」
「寝ないで下さい。それになんだとは
なんですか、なんだとは。」
渋々起き上がった少女は、
ようやく魔人を見た。
ラッキー文スト登場人物
フョードル·ドストエフスキー
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病乃 - この作品読者を殺そうとしてますよね？違うとは言わせません← お話を読みながら「ううん？」となりながら読んでたんですけど三つのまとまりになっていて、しかも細かいところまで作り込まれているとは…本当に神作です…もうミオさんに弟子入りしたいです() (1月4日 17時) (
レス) @page50 id: 30fcc31024 (このIDを非表示/違反報告)
ミオ(プロフ) - riiaさん» お褒めの言葉、ありがとうございます！とても嬉しいです！ドス君推し増えてほしいですね〜！ (2022年8月23日 19時) (レス) id: 53eec8317a (このIDを非表示/違反報告)
riia - 好きです｡(ドスくん推しの私からしてみれば最高で仕方がないです！) (2022年8月15日 11時) (レス) @page46 id: 9a3ac744f2 (このIDを非表示/違反報告)
ミオ(プロフ) - 黒猫さん» うわわ……たくさんお褒めの言葉を頂けて嬉しいです！ありがとうございます！ (2022年5月19日 20時) (レス) id: c2e405e64a (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - えぇぇ...まって、神小説見つけたんだが。ドス君推しの私としてはもう昇天するくらい嬉しい。しかもちゃんと作り込まれてる。作者様天才じゃん。脳味噌わけt(((殴 (2022年5月18日 15時) (レス) @page50 id: 5343ec8b93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミオ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/userid10262/
作成日時：2019年11月9日 18時
