絵を描く名無し二人 ページ29
「絵を描くのに才能は必要無い!」
「絵を描くのに才能は必要だ」
「楽しい! 楽しいな!」
「どうしたらそんなに上手くなれるの・・・・・・嫌い」
「今度はあの絵も描いてみよう」
「・・・・・・何か難しい構図に変えよう」
「うーん、上手く描けないなー、どうしよう」
「手描けない・・・・・・・どうすれば」
「お、こうか・・・・・・な? 出来た!」
「いいや、誤魔化そう」
「えへへ、次は何を描こうかな」
「また同じような構図になっちゃった・・・・・・」
「わあ、あの子、また金賞取ってるんだー、凄い!」
「金賞か・・・・・・そこまで描けるなんて羨ましい」
「私も頑張ってみようかな・・・・・・!」
「まあ、私なんかには関係ないか」
・
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「スランプに入っちゃったかも・・・! どうしよう!」
「あのキャラを描きたくなった。失礼の無いように上手くならなければ」
「ううう・・・描けない・・・・・・何で?」
「弱点が浮き彫りになるのがつらい」
「やめようかな・・・・・・やめよう。今は」
「良しっ、来た・・・・・・大分見れるようになったッ」
「楽しくないな・・・・・・」
「ハッ、いつの間に私はこんな構図を・・・・・・?」
「何で絵を描こうと思ったんだったっけ?」
「凄い、何か、違う! あの時と!」
「もうわかんないや・・・・・・」
「楽しい・・・・・・こんな気持ち始めて・・・・・・!」
・
・
・
「私は何をしていたんだろう、絵を描く目的は、そうだ」
「今まで絵を描いてきて良かった」
「楽しむためだったんだ・・・・・・!」
「まだまだ辛いときは続くと思うけど、今はこれで幸せかな」
「何をしているんだ! もう一度スケブを開こう!?」
「さあ、今日も嫁を量産する作業をしよう?」
「「私の理想を描くために!」」
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作者名:4696パーカー | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/102620014/
作成日時:2015年3月7日 8時