ああ、かみさま ページ22
あれは凍って、これも凍って、それも凍り付いている
二、三ヶ月前から凍り付いている
炎天下のような夏は短く、秋はすぐに終わり、長い長い、終わらない冬を迎える
ふゆは、し、だ。とてもしずかな、しが入り乱れている、冬
神様はさぞ簡単に別の世界を作る、下界の民は長い長い冬を味わい、やがて信仰を捨て
世界からはだんだん人が死に、消えていく。雪の中に埋もれながら
だんだん、神は星の数ほどの信仰を、無くしていくだろう
才あれば信仰は変わらないだろうが、そんな神様は稀だろう
冬を迎えた世界はどうなるだろうか。朽ち果てて消えてしまうのだろうか
その時を、私たちはまだ知らない。もしかしたら神様が素早く消してしまうかも、しれない
細々と、虫の息になりながら数少ない民は願う。この世界の終わりを願って、世界の続きを願って
完全な供給が無くなろうとも、信仰だけは持ち続けて
この世界が、世界という枠すら朽ち果てるまで、民は願い続ける
お前のことだよ、画面の前にいr
____________________
凍り付く→凍結
炎天下→ブーム、など
冬→ブーム過ぎ、又は凍り付く一歩手前
世界→作品だったり
下界の民→閲覧者
信仰、星の数ほど→絵面通り評価の☆など
世界の枠を占ツクだとすれば……
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:4696パーカー | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/102620014/
作成日時:2015年3月7日 8時