六連 ページ6
にっかり本体を雑に弾いて雑に安全なところへ行かせて頭と足を抱えて痛みに悶える
板の上で無ければ派手に転がって悶絶していたところだ
「・・・・・・あー、えっと、大丈夫?」
「・・・・・・ああ、うん、はい、大分落ち着いてきましたよ・・・・・・」
「何か想像してたのとイメージ違うね君、本当に青江の数珠丸かい?」
「・・・・・・人違いですよ、貴方なら分かるでしょう、うっ、足使い物になるかな・・・・・・あ、動いた」
折れても居ないし、記憶に混濁もなさげ。俺は普通の男審神者、ひょんな事から数珠丸になって元の本丸から飛び出て政府に何とかして貰おうと思ったら捕まって脱出しようと思ったらにっかりが折られそうになってたので偶然だが助けた。オーケー全然格好良くないけど決まってる
「よっと、うっはあ、きみ凄いな、今日だけで三回きみで驚いたぞ!?
お、こっちは気絶してらぁ、しめしめ、にっかりちょっと縄借りるぞー」
「ああ、どうも。この縄たまらなかったんだよね・・・・・・苦しさの話だよ?」
鶴丸が天井から降りてくると、外道を見てにっかりの縄を解き
それを外道に同じように縛り付け始めた
「よーし出来た。もうそろそろうんざりしてたからな! 政府にこっそり文を出しておいたし!
あー清々した!」
「それでは私はこれで」「おおっと新入り、ちょっと待てよって」
ぐいっと首を掴まれた。おい離せよ、元はといえば俺は野良で誰にも縛られてなかったんだよ
それに俺は偽物なんだよ、中身が贋作どころかまるまる別の物入ってるんだよ
「離して下さい、私はもう自由の身のはずでしょうこの流れは。
一度目でもう次は無いはずでしょう」
「にっかりー、こいつがお前の兄弟じゃなかったら何だと思う?」
え、何で急に品定め始まるんですか? そんなじろうじろうみないでくれよにっかり
変な気持ちになっちゃうだろ・・・・・・視線のことだよってこれでも十分怪しいか難しい
「そうだねえ、微かだけどこれと同じ感じがするかな。もしかしたら中身は審神者だったりして」
「だとしたらどうするんです?」
「お? また当たりか? 今日で四回目だな、数珠丸の皮を被った審神者なんて驚き足りないぜ」
「・・・・・・」「・・・・・・」「えっ、マジ? きみ審神者なのか?」
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uru(プロフ) - 成り代わりでここまで面白いのは見たことありません!!!ずずまるの魅力に気づけました!!ありがとうございます!!!ゆっちゃあなんですが更新頑張って下さい!!!応援してます!!! (2016年8月22日 4時) (レス) id: f276d6158a (このIDを非表示/違反報告)
白鶴@プリン系審神者 - 凄く面白いです!笑い過ぎて怒られちゃいましたww (2016年7月24日 19時) (レス) id: a7a89c602d (このIDを非表示/違反報告)
キョウヤ - 続き期待しています (2016年5月21日 12時) (レス) id: 3b742b943b (このIDを非表示/違反報告)
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