二十九連 ページ29
コメントありがとうございます。正直この小説では完璧に数珠丸の魅力は伝えられませんが
少しでも何か引っかかる物があれば数珠丸を捕獲して生数珠丸を感じて下さい。
私はまだ数珠丸来てません。以上オーバー
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夕方。日が沈みきるという頃、大捜索は一旦引き上げとなった本丸で。
「ええっ、あの人居ないのか？」
長い遠征から帰ってきた隊長、御手杵は今日の報告と手土産を渡そうと探していたが
バタバタとしている本丸の中の一振りからそう聞いた
「せっかく小判も貰って来たけど･･････適当にどっか置いとっか･･････」
この後は広間に集まって全員で夕飯兼、居なくなってしまった主の作戦会議らしい
そんなに心配しなくとも帰ってきそうな気もするけどな、と思ったが
腹が空いていることは否定できないので急ぐ
「皆、聞いてくれ。飯の時間悪いんだが、今日の収穫を教えてくれ」
捜索に熱を上げていた主催の薬研が立ち上がる
「まずは外に行ってくれた奴から頼む」
「はい、じゃあ僕が報告します」
堀川国広が収穫を語る。そう、あの野良数珠丸の一騒動だ。
他の打刀もそれについて聞き込みをしてきたらしい。野良数珠丸は本当に居たようだ
ひとしきり放出した所で、本丸内担当の薬研が口を開く
「･･････実はうちでも、来てないはずの数珠丸の髪を拾ってな」
「それは？」
薬研の掌には一粒の珠。つるつるとしていて白と黒のグラデーションがかかっている
「こいつは･･････怪しい数珠丸の毛髪を適当にいじって探ってたら数珠になった」
「！･･････主、さん･･････？」
加州清光が反応した。薬研が加州にそれを渡した
「･･････何か、感じるか」
「･･････間違えようがないよ･･････これ、主さんのだ」
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「･･････つまり、主は数珠丸になったとでも？」
長谷部が、努めて冷静に思考を導く
「もしかしたら、な。にっかりの旦那もこれに見覚えあるんだろ？」
「まあね」
「･･････薬研、まさか」
「突然の失踪、その後の野良数珠丸の騒動、こっから万屋の方の距離と時間帯からして･･････
考えられるのは、大将が数珠丸になって人知れずの所に行ったって事だ」
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uru(プロフ) - 成り代わりでここまで面白いのは見たことありません！！！ずずまるの魅力に気づけました！！ありがとうございます！！！ゆっちゃあなんですが更新頑張って下さい！！！応援してます！！！ (2016年8月22日 4時) (
レス) id: f276d6158a (このIDを非表示/違反報告)
白鶴@プリン系審神者 - 凄く面白いです！笑い過ぎて怒られちゃいましたww (2016年7月24日 19時) (レス) id: a7a89c602d (このIDを非表示/違反報告)
キョウヤ - 続き期待しています (2016年5月21日 12時) (レス) id: 3b742b943b (このIDを非表示/違反報告)
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