二十八連 ページ28
「ふぅ･･････」
パンパンと薬研は手を払うと、本丸に戻ろうとしたその時だ
目の前にドシャリと空から数珠丸が降ってきた
「ありのまま今起こったことを話すぜ！
俺は屋根から飛び降りた瞬間ここに降り落ちてきた
な、何を言ってるかわからねーと思うが何かこう、恐ろしい物の片鱗を見た気がするぜ･･････」
「駄目だったか･･････」
この喋り方と言い俗世に浸りきっている雰囲気といい
降ってきた数珠丸は間違い無くさっき外に出したはずの審神者丸だった
「地面でも掘って外に出るか？」
「いや、堀には絶対基礎みたいなのが地中深く入ってて掘ったは良いけど出られない事件に一票」
「だな」
二人は途方に暮れていた。何故こんな事になっているのかこの本丸住みの薬研でもわからなかった
「･･････そんなに、今日中に帰りたいのか」
「イベントが後確か三日ぐらいで終わってしまうんでな。それに何も言わずに飛び出てきたから
残してきた奴らのことが心配なんだよ。･･････意外にしてないかもだけど」
「･･････アンタみたいな所で刀やってたかったぜ」
「今イベントで部隊回し続けててめちゃクソ忙しいけどな」
「それでもいいけど･･････違うんだよ、そういうことじゃないんだ
･･････まあいいか」
薬研は何か言おうとしたが、切り上げて審神者丸を引っ張った
「一晩寝れば直ってるかもしれないし、どうしようもないから今日は泊まってけ。
俺は大将を歓迎するし、兄弟もまあ、嫌がりはしないだろう」
「恩に着ります」
審神者丸は諦めるしか無かった。どうしようもないので今日中に帰ることは諦めた
自分の体が数珠丸から元の姿に戻れるのは何時だろうか
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 115人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「刀剣乱舞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
uru(プロフ) - 成り代わりでここまで面白いのは見たことありません！！！ずずまるの魅力に気づけました！！ありがとうございます！！！ゆっちゃあなんですが更新頑張って下さい！！！応援してます！！！ (2016年8月22日 4時) (
レス) id: f276d6158a (このIDを非表示/違反報告)
白鶴@プリン系審神者 - 凄く面白いです！笑い過ぎて怒られちゃいましたww (2016年7月24日 19時) (レス) id: a7a89c602d (このIDを非表示/違反報告)
キョウヤ - 続き期待しています (2016年5月21日 12時) (レス) id: 3b742b943b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
