いつかのあの日2

32.atsuto ページ35

atsuto side.

朝、宣言通り8時にAさんに起こされ美味しいご飯を食べてから練習に向かった

昨日と変わらないのに朝からAさんのご飯食べれたからか自分でも分かるくらい機嫌がいい

いっぱいご飯食べてて時間ギリギリになってたのに気が付かなくてAさん家をあわてて出て来たせいでケータイAさん家のベッドルームに忘れて来ちゃったみたいだけどそれさえもなぜか嬉しい
まぁどうせ練習中は電話出れないし対して問題もないだろうし。





女「きゃー！うっちーーーー！」

女「こっちむいてーーーーー！」


「…。」

だって昨日はイライラしてたうるさい声もあまり気にならない
うるさいけどまだ我慢出来る
昨日も来て今日もですか。
もう逆に関心するよ。
俺なんかの為に寒い中何時間もそんな大声出して。




ユリアン『ウシ、何かいいことあったでしょ』

『…何にもない』

パパ『さては彼女と夜フィーバーしたんだろ(笑)』

トレーナーと話し合って今日から普通の練習に混ざることになったし、調子も良い
そんな俺を見てかこの年下組にさっきからからかわれてる

『…お前らうるさい』

ユリアン『うわ、ウシが不機嫌になった。』

パパ『まぁウシはベッカムだからモテモテだしな(笑)』

『あんまりそこらへんで変なこと言うなよ？日本のマスコミはうるさいんだから』

パパ『日本のベッカムは王子様だもんな(笑)』

『…』

パパ『うわ、痛いウシ！
暴力反対!』

あまりにもしつこかったので一発でこピンをすると頭を押さえながら今度は暴力反対とか言い始めるから無視(笑)


女「きゃーーーーー！」

女「かっこいーーーー！」


この人達大丈夫か？
でこピンしただけなんだけど。

ユリアン『あの子たちなんて言ってるの？
ウシの名前を叫んでることは分かるけど(笑)』

『さー、聞こえない。
ほら練習に集中しろ！』

ユリアン『はいはい(笑)』

パパ『照れてるだろ(笑)』

『…もう一回でこピンされたいか？』

パパ『さーて、監督が俺のこと呼んでる気がするから行ってくるかな。』



またでこピンをされそうになって急いで逃げていくパパを見て、それが面白くてユリアンと笑う





次の試合は出れるか分からないけどその次には絶対出て見せる
Aさん、試合見に来てくれねーかな。


今日こそAさんとモンハンしなきゃななんて考えていたけど今度は本当に監督に全員呼ばれた為頭の中を切り替える



Aさんのおかげで今日も一日頑張れる。



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