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『右、左、そんで上からの右足上段、下段、踵落とし』
「くっ.....!!がっ!!」
無駄のない流れるような動きに圧倒される
先程とは全く違う動き
彼女の中で何が.....
個性人格
そんな話、信じられるわけもない
「ぐはっ...!!」
鳩尾を殴られ、気を失わずとも地面に倒れ込んだ
それを見下ろすように彼女は笑う
『"信じらんない"って顔』
「貴女が...っ...個性だという根拠が...無いものですから...」
『そう。いいよ、この子と個性人格、私について教えてあげる』
倒れた私の前にしゃがみ込み、話し始める
『まず、私は個性
それと言ったね
Aは本気を出してないって
その理由
本気を出すってのは、限界を超えるって事
限界を超えて、体を壊して、修復する
そういうもの
でもこの子の場合は違う
この子の個性の本気、限界の先にあるのはただ1つ
破壊と暴走
Aの個性はまさに戦闘タイプ
増強型
しかも個性で自分の体を守る事も出来る
どこが弱点？
キャパオーバーした時
つまり、私が出た時
今はまだ、最大12割しか出せない
でも本来なら少なくとも25割は出せる
Aは睡魔という個性の"半分以下"の力しか出せてない
何故か
体を壊してしまうから
体の壊れないギリギリの範囲が12割
未完成な体は個性を使う度に負担がかかり続ける
今は最大12割の負荷しか耐えきれない
だからAは本気を出せない
でも、それはAの場合
私は違う
これは確かにAの体
でも、私はAのエネルギーそのもの
Aより遥かに個性が上手く使える
だって、私が個性だから
私なら、負荷を12割に抑えながら25割を引き出せる
まぁ、後で苦しむけどね
どう？
怖いよね
だって自分の知らないとこで自分が戦ってるなんて
Aは何も知らないから
きっと本人はただ暴れ回るって事だけが頭にある
それが嫌で、本気を出せない
本人は私なんて知らずに
別人格の存在を知らずに
Aは自覚しない
自覚出来ない
永遠に暴れない為に
私を外に出さない為に
頑張って努力して制御する
それはそれでいい
それがこの子の為だから
私はこの子に死なれたら困る』
これが、個性人格
この少女が
そんなの、信じられない
信じたくない
睡間 Aが相手なら勝てる
だが、個性になった瞬間
"俺"は、勝てない
この時頭に浮かんだのは
あの、憎い"抹消ヒーロー"の姿
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リンドウ(プロフ) - 亜樹姫さん» 恐らく...なる...ような気がしてます。私としてはもう少し長くやりたいんですけどねぇ...まぁ、私の考えてる事ですからどうなるかは本当に分かりません！何回もありがとうございます！！最後までぜひ、よろしくお願いします (2018年11月19日 23時) (
レス) id: f9b4659293 (このIDを非表示/違反報告)
亜樹姫 - あずきです！ノエルから名前変えました。ついに最終章？！爆豪の優しさがホントにもうヤバい…この作品ホンット大好きです！何回も読んで何回も泣きました。クライマックスに向けて頑張ってください！最後まで応援します！ (2018年11月19日 22時) (レス) id: ca45701c7b (このIDを非表示/違反報告)
リンドウ(プロフ) - 倖穂さん» それこそ夢小説の醍醐味です！！←← 羊さん頑張りますよ、どんどん強くなるんです。ありがとうございます！ (2018年11月17日 21時) (レス) id: f9b4659293 (このIDを非表示/違反報告)
倖穂 - 好きになってごめんなさい....か。夢主ちゃんと結ばれてこそが夢小説じゃあありませんか！？←メタ発言。羊さんがんばって。もう大好き。 (2018年11月17日 8時) (レス) id: 1df74019a7 (このIDを非表示/違反報告)
リンドウ(プロフ) - 水波さん» かえるの歌って、音程も簡単じゃないですかwありがとうございます、頑張ります！ (2018年11月9日 15時) (レス) id: f9b4659293 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リンドウ
| 作成日時：2018年9月27日 21時
