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《Aちゃんがお義姉さんのお腹ん中に居る時な、今までマイナーやったお兄ちゃんを急にメディアが取り出したんや》
『何それ知らない...』
《きっと子供が出来て急に開花したんやと思うで。それからはすごかったんよ。シンプルな個性の割には人気高くてなぁ》
楽しそうな叔母さんに苦笑しながらも話を聞く
《強かったしなぁ...気づけばNo.3や。これは大物になる。絶対にNo.1ヒーローになるんやろうなって、皆が皆思うとった》
『でも.....風上で殉職した』
《Aちゃん、ええか？気に病んだらあかん。あれは仕方の無い事やったんや》
『だとしても...私のせいで...』
《せやな。でもな、Aちゃん。自分が死んででも子供を守りたいのが親の性や。お兄ちゃんは絶対後悔しとらん》
『叔母さん...』
《Aちゃんが楽しそうに生きててくれるんが、お兄ちゃんにとって1番幸せな事なんや。少しずつ、前に進もうな》
確かに今まで私のせいだとしか考えてこなかった
あの時、お父さんが何を思って死んだかなんて考えたこともなかった
『.....傲慢だね、それ』
《人間は傲慢でええんよ。Aちゃんは我慢しすぎなんよ。もっと欲しがってええんやで？》
『もう充分過ぎるくらい貰ってる』
《学校、楽しいんやね》
『楽しいよ。今までにないくらい』
《ええ事や。でもなぁ...》
『ん？』
《叔母さん、Aちゃんに会えんの寂しいわぁ!!何年ぶりや思うとるん？》
『3年？』
《最後に会った時はまだ中1の頃やろ？なのに帰ってきたら高校生!!しかも雄英や聞いてホンマに驚いたんよ》
『まぁ、ヒーローになりたかったわけじゃないし』
《今もなんか？》
『ううん、今はなりたいよ。全部、変えてくれた』
《ええなぁ...青春しとるやないか。まぁ、頑張りなね。Aちゃんがヒーローなるん楽しみにしとるから》
『ありがと』
《ほな、叔母さん関西に行ってくるわ。またな》
『関西？私、関西のヒーロー事務所でインターンやってるんだけど』
《ホンマに？ならどっかで会えるかもな》
『会えたらいいね。じゃ、またね』
《またな》
或叔母さん、元気だな
電話が切れた後
言い表せない感情が混ざりあって少し気持ち悪くなった
それでも、今の自分が正しいんだと
間違ってないと
そう信じて目を閉じた
エリちゃん保護の決行日まで、あと何日だろう
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リンドウ(プロフ) - ルールリさん» 失礼しました。見つけた部分は直したのでまだ残っていたら教えてください。ありがとうございます。 (2019年4月25日 22時) (
レス) id: f9b4659293 (このIDを非表示/違反報告)
ルールリ - 通形の形がさ、違うのよね (2019年4月25日 21時) (レス) id: 35399f5c19 (このIDを非表示/違反報告)
沙凪(プロフ) - 環もやしが環、もやしってことかと思ったバカがここに！ (2018年7月20日 1時) (レス) id: c3b10b66ef (このIDを非表示/違反報告)
リンドウ(プロフ) - 柚子sherbetさん» そう、謝罪なんていらないんだ...!!!そんな為に自分を捨てたわけじゃないのにっていう心の叫び。こういう感じ本当大好き←先生には責任感じてこれからもちゃんと一緒にいてくれるよね、きっと!!従兄弟達全員は出せなかったな... (2018年4月20日 7時) (レス) id: dfc50c3188 (このIDを非表示/違反報告)
柚子sherbet(プロフ) - ああぁぁぁぁぁ…聞きたいのは謝罪じゃないのに…謝罪じゃないのに相澤先生！先生としてヒーローとして、謝罪すべき立場にあるんだと思うと辛い…自分の所為とか思ってそうで辛い…睡間ちゃんはそれでも覚悟して行動して、その結果だから…それはそうと従兄弟達可愛い (2018年4月19日 23時) (レス) id: 0cedae328f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リンドウ
| 作成日時：2018年2月14日 0時
