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「案の定俺は遅れた!!ビリッけつまであっという間に落っこちた。服も落ちた」
『それはビビった』
「この"個性"で上を行くには遅れだけはとっちゃダメだった!!予測!!周囲よりも早く!!時に欺く!!何より予測が必要だった!!そしてその予測を可能にするのは経験!!経験則から予測を立てる!!」
先輩が伝えたかったのは言葉よりも経験
これが1年と3年の経験の差
「俺はインターンで得た経験を力に変えてトップを掴んだ!!ので!!恐くてもやるべきだと思うよ、1年生!!」
やるべきものか...
インターンの経験はかなり重要だよな...
なのに
「1年生のインターンですが、昨日協議した結果、校長をはじめ多くの先生が"やめとけ"という意見でした」
昨日の先輩との戦闘から一夜明け、私達のインターンはやめろという話に
あの説明会の意味...
ただ、これでは強いヒーローが育たないという意見のおかげで
実績の多い事務所に限り、1年生の実施を許可するらしい
つまり...受け入れてくれる所もあるってことか
『響香、どうする？』
「ウチは一応、職場体験で行ったとこ連絡してみてダメだったらその時考える。Aは？」
『.....ビッグ3のインターン先紹介してもらおうと思う』
「そっか。まぁ、Aだしね。ウチらが3年になった時、Aがトップにいそうで怖いよ」
『そうなるといいけどね』
昼休みになり、私はある先輩の所へ向かった
よく知らないまま説明会が終わって結局どういう人かがよく分からないまま
そんな人でもトップレベルにいる現実
となれば先輩達は3年A組のヒーロー科のはず
今は昼休みだから教室にいるとは限らないけど
ここに誰かしらいればいい
『...すみません、1年A組の睡間です。天喰先輩はいらっしゃいますか』
「あ、睡間さん!!どうして教室に来たの？天喰君に用がある子って滅多にいないのに不思議」
『波動先輩...まぁ少し』
「天喰君!!1年生来てるよ!!なんでかは知らないけど、多分インターンだよ!!」
波動先輩、声大きい
「えっと.....何？」
かなりおどおどしながら天喰先輩が顔を出した
いや、私後輩ですよ
『先輩のインターン先を紹介して下さい』
「無理.....!!」
即答された
『ダメな理由は...？』
「理由...というか.....君はミリオのインターン先の方が向いてると思う」
『それが理由ですか...』
それでも
『私に天喰先輩のインターン先紹介して下さい』
ここで引き下がりたくない
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ハゲポン(プロフ) - めちゃ面白いです！ (2018年8月2日 16時) (
レス) id: e12b05bd84 (このIDを非表示/違反報告)
リンドウ(プロフ) - クロムさん» 訂正してきました。ありがとうございます。 (2018年7月15日 11時) (レス) id: f9b4659293 (このIDを非表示/違反報告)
クロム(プロフ) - 夜嵐イサナじゃなくてイナサですよ (2018年7月15日 10時) (レス) id: bb638616b1 (このIDを非表示/違反報告)
リンドウ(プロフ) - 妃薫。さん» 存分ににやけていってください！！楽しんでいただけて(？)良かったです！！ (2018年2月9日 19時) (レス) id: dfc50c3188 (このIDを非表示/違反報告)
リンドウ(プロフ) - AZWさん» 直しておきました！！教えていただき、ありがとうございます！！これからもよろしくお願いします！ (2018年2月9日 19時) (レス) id: dfc50c3188 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リンドウ
| 作成日時：2018年1月13日 17時
