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『轟!!』
「睡間...早かったな」
『54人目...だっけ？お疲れ』
「おう。お前はどれくらいで通過したんだ？」
『1番目』
「.....相変わらず、すげぇな」
ようやく雄英生が来てくれた
皆、大丈夫かな
『そっちも1人で通過？』
「あぁ...俺の氷で巻き込んじまったら困るからな」
『確かにね』
「...腕、怪我したのか？」
『なんで？』
「腫れてる」
轟に言われて腕を見た
熱が籠るからアームカバーは外していた
素の腕は両方とも赤紫に腫れていた
よく気付かなかったもんだな
「普通気づくだろ」
『雄英生、私しかいなかったからさ.....そっちばっかり気にしてた。それに捕縛ワイヤーとアームカバーで隠れるし』
「そういう問題じゃねぇだろ。冷やすから痛かったら言えよ」
そう言って轟は個性で私の腕を冷やし始めた
冷たいけど、痛くはない
『なんかありがとう』
「気にすんな。全員で仮免取るぞ」
『あと.....19人』
その間も続々と通過者は出てくる
その中に見覚えのある姿が4人
響香と八百万、梅雨ちゃん、障子の4人
「A!!」
『皆、お疲れ』
「轟さんも...お二人共、ご無事だったんですね」
「2人共、勝手に行っちゃったから心配してたのよ。先に通っていて良かったわ」
「特に睡間だな。最初の放送での脱落者120人を聞いた時は嫌な予感がした」
『なんで私...』
「爆豪ちゃんと轟ちゃんは大丈夫でもAちゃんは分からないもの」
『大丈夫。1人目の通過者は私だから』
「そうでしたの？」
「やっぱりAはぶっ飛んでるよ」
褒められてる気がしない
「これであと15人か...」
『きっと大丈夫だよ。強いから』
「そうね。きっと大丈夫よ」
それからまた数分が経ち、緑谷と爆豪を含む6人が通過した
『あと...9人』
だんだんと不安が募る
気づけば残りは10人に
「A組は.....」
「あと9人...これ.....全員はもう無理かな...」
響香の声を聞きながら、ただ入口を見つめていた
大丈夫
きっと...大丈夫...
終了の放送が響き、結果は
『全員.....通った.....』
A組全員が、一次を通過した
『やった...通ったよ、轟!!』
「あぁ...でも、これからだ」
『うん、分かってる』
それは人数を減らす為
これからの二次が本当の勝負になる
パッと控え室にあるモニターがついた
《えー、100人の皆さん。これご覧下さい》
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ハゲポン(プロフ) - めちゃ面白いです！ (2018年8月2日 16時) (
レス) id: e12b05bd84 (このIDを非表示/違反報告)
リンドウ(プロフ) - クロムさん» 訂正してきました。ありがとうございます。 (2018年7月15日 11時) (レス) id: f9b4659293 (このIDを非表示/違反報告)
クロム(プロフ) - 夜嵐イサナじゃなくてイナサですよ (2018年7月15日 10時) (レス) id: bb638616b1 (このIDを非表示/違反報告)
リンドウ(プロフ) - 妃薫。さん» 存分ににやけていってください！！楽しんでいただけて(？)良かったです！！ (2018年2月9日 19時) (レス) id: dfc50c3188 (このIDを非表示/違反報告)
リンドウ(プロフ) - AZWさん» 直しておきました！！教えていただき、ありがとうございます！！これからもよろしくお願いします！ (2018年2月9日 19時) (レス) id: dfc50c3188 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リンドウ
| 作成日時：2018年1月13日 17時
