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「でもね、A。私はAに個性を使ったことなんてあまり無いのよ？使っても寝不足続きの時くらいね」
『え、それならなんで私がイレイザーヘッドのポスター2枚持ってるって知ってたの？』
「そんなの個性使わなくても分かるわよ。だって1枚はお父さんから貰ったものじゃない」
『...そうだけど』
「それから中学生。友達と行くって言ってヒーローグッズ買いに行って帰ってきた時、大事そうに抱えてたポスター。すぐに分かったのよ」
お母さんエスパーじゃんか
『だ、だって...アングラのグッズって少ないし...』
「今思うと本当に不思議なの。皆はオールマイトって騒いでるのにこの子だけイレイザーヘッド。最初聞いた時は誰かと思ったわ」
『オールマイトに助けられた事はないけど、イレイザーヘッドにならあるからね』
「は...？」
先生、声漏れてるよ
『私が個性出たの3歳だったし、多分、もう少し前。自分でもなんで覚えてるか不思議なんだけどね』
13年前だと...相澤先生が17歳？
.....あれ？
『先生、学生時代に捕縛布使ってヴィラン退治した経験って...』
「
『イン...？なら多分、その時。その時に私、先生に助けてもらって...それだけは覚えてる』
「大変だったんですよ、本当に。Aったら言葉を覚えるのだけは早くて」
『そうなの？』
「そうよ。誰かの名前言ってるのは分かるけど、よく分からなくて。イレイザーヘッドだって分かったのはそれから少し経ったあとね」
何故か話が昔話に動いてる
それに私とお母さんはほぼ同時に気づいた
『お母さんが変な話するから...』
「変な話はしてないわよ。途中から逸らしたのAでしょ」
『それはお母さんが個性隠すから...!!』
「だって洗脳系の個性って嫌われやすいのよ？人使君だってそうじゃない。母親が洗脳系個性持ちなんて知れたら友達いなくなっちゃうと思ったのよ」
『結局友達出来んかった...』
「...まぁ、とにかく。娘の恋沙汰を知る日が来るとは思ってもいませんでしたよ。相手は先生だし、その先生も同じ気持ちだという現実も...」
「それに関しましては...本当に申し訳ありません」
「どうして先生が謝罪を？いくら教師と生徒だからとはいえ、それをこの子が望むなら私は全然気にしません」
『あの...その話はやめよ...？ほら、全寮制の話が残ってるし...』
何より私が恥ずかしい
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ハゲポン(プロフ) - めちゃ面白いです！ (2018年8月2日 16時) (
レス) id: e12b05bd84 (このIDを非表示/違反報告)
リンドウ(プロフ) - クロムさん» 訂正してきました。ありがとうございます。 (2018年7月15日 11時) (レス) id: f9b4659293 (このIDを非表示/違反報告)
クロム(プロフ) - 夜嵐イサナじゃなくてイナサですよ (2018年7月15日 10時) (レス) id: bb638616b1 (このIDを非表示/違反報告)
リンドウ(プロフ) - 妃薫。さん» 存分ににやけていってください！！楽しんでいただけて(？)良かったです！！ (2018年2月9日 19時) (レス) id: dfc50c3188 (このIDを非表示/違反報告)
リンドウ(プロフ) - AZWさん» 直しておきました！！教えていただき、ありがとうございます！！これからもよろしくお願いします！ (2018年2月9日 19時) (レス) id: dfc50c3188 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リンドウ
| 作成日時：2018年1月13日 17時
