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お昼休憩ももう終わる
先生と話していたらあっという間に時間は過ぎていた
『そろそろ戻ろっと』
椅子から立ち上がって放送室から出ようとした
「睡間」
『ん？なんすか？』
「何で中学の話を俺にした」
『.....と、言うと？』
「あまりいい思い出じゃねぇだろ。それをわざわざ掘り返して俺に話した。睡間、お前...」
何を考えてるんだ？
俺に何を求めてんだ？
先生からの質問に私は答えない
自分でも不思議だとは思う
言わなくていい事を喋った
どうでもいい情報を先生に伝えた
その理由は分からない
『私は弱い人間じゃない。バカにされたくない。被害妄想激しいだけの奴らがウザい。私のストレスは溜まる一方だよ』
きっと先生に求めてるのは安心感
『相澤先生は私を見てくれる。バカやったら反省文書かせるなりして怒ってくる。時々、うちの親みたいに心配してくれる』
学校に行くのが楽しい
今までより楽しい
時々つまんないけど、不思議と苦じゃない
『クラスの皆も好き。すぐ仲良くなってくれた梅雨ちゃんや響香も。自然と話せるようになった瀬呂や切島達も』
眠り姫って呼んできた友達とは違う
素で話しても嫌われないようなクラスで
すごく気が紛れる
『先生、私ね、よく大人びてるねって言われんの。話してる事とか、考えてる事とか。でもそんなの今となっちゃ想像もつかないでしょ？』
お父さんが死んでからのお母さんは空元気で
私がしっかりしなきゃいけないんだって思って
『それが本当の私。本当は孤立なんてしないで誰かに甘えてたいし、構ってほしい。変に考えないで気楽でいたい』
いたずらしたら真っ先に捕まえにきて、連行されて
『こうやって、本音を話しても怒らないでいてほしい。本音で語るのって、私の長所だからさ』
だから先生は
『今のまま、私のバカな言動に付き合っててよ』
「アホ。答えになってねぇよ」
『不充分？』
「もっと簡潔に、手短くしろ。意味の無い長い解答は時間の無駄だ」
『簡潔に、ね。分かりましたよ、相澤先生』
放送室のドアに手をかけて出て行く前に答えを言った
それはあまりにも短期間で出てきたもの
絶対に違う
コミックでよくある話で私は嫌い
考えがまとまらなくて脳みそを潰したくなるような気分
『私は勘違いだと思いたいんですよ』
目線だけこちらを見る相澤先生の横顔を一瞥して
『相澤先生、貴方が好きです』
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リンドウ(プロフ) - 和奏さん» それを言ったら男子でも67いきませんしね……私も飛びません。((13超えた友達もいましたが、彼女はかなり運動神経良かったです))。 (2020年12月2日 19時) (
レス) id: c283219a85 (このIDを非表示/違反報告)
和奏(プロフ) - いや普通に13メートルとか飛ばんです。7メートルしか飛んだことないです。（） (2020年12月2日 17時) (レス) id: ea0b227b7d (このIDを非表示/違反報告)
もうふ - 好きです((突然の告白(笑) 相澤先生好きなので楽しんで読ませてもらってます！ (2019年8月8日 0時) (レス) id: bc132d7752 (このIDを非表示/違反報告)
リンドウ(プロフ) - クーニャンさん» 私のミスです、ありがとうございます。訂正してきました。 (2018年10月20日 12時) (レス) id: f9b4659293 (このIDを非表示/違反報告)
クーニャン(プロフ) - 初めまして、クーニャンです。ページ6のセリフで質問します。「合意的虚偽」とありますが、「合理的虚偽」ではありませんか？ (2018年10月20日 9時) (レス) id: 5eb4794cf2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リンドウ
| 作成日時：2017年11月25日 19時
