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『失礼します、1-Aの睡間です。相澤先生に話があるんですが』
「あら、今日も呼び出されたの？」
ミッドナイト先生...相変わらず規制のかかりそうな格好
それより私が職員室来る理由は全部呼び出しだと思われてるのかな
『いえ、違いますけど...』
「そう？彼ならリカバリーガールの所へ行ったわ」
『ありがとうございます。失礼しました』
保健室か...
丁度この足の事も話したかったし、いっか
『失礼しまーす』
保健室のドアを勢いよく開けた
「少しは丁寧に開けなさいな」
『すみません。体育祭に向けて私の足の事を相談したくて...』
「足？それなら3日間の安静で自由に動けるって言わなかったかい？」
『聞いています。ですが体育祭まで1日でも惜しいんです。今日からでも何とかなりませんか？』
「今日からねぇ.....どんなに酷いものだったのか分かってるのかい？」
リカバリーガールの言葉に私は首を横に降った
『骨や筋肉や神経がボロボロだったとは聞いています』
「そう。本来なら一生車椅子生活も考えなければならない程の怪我さ。私が手術に協力しなきゃ、今頃はまだ病院のベッドの上だったろうね」
『い、一生...!!?』
「よく見てはいないだろう？その足」
『は、はい』
「いい機会だね。ちょっとよく見てみなさい」
『はぁ...』
言われるがまま、靴と靴下を脱ぐ
あまり...違和感は...
頭にハテナを飛ばしながらふくらはぎに触った
『あ...』
「気づいたかい？』
『少し...いや、かなり？度合いは分かりませんが、でも確実に...歪んでる...』
「そういう事さ。目立つ外傷もあまり無い。皮膚の内側だけがぐちゃぐちゃだった。それを1日で歩けるまでになったんだ。これ以上の高望みはやめときなさい」
『でも、周りと差が...』
「先生1人を救った代償は、そんな簡単には治らないんだよ」
『救った.....？』
「あんたの担任は怪我による後遺症が残る。けれど決して重いものじゃないだろうね。あんたの足がその後遺症を軽くしたんだ」
『結局、後遺症は残るんですか...』
「それがプロの道ってもんさ」
『あ、リカバリーガール。相澤先生は...』
「今は治癒したばかりで寝てるよ。話がしたいなら後にしてやりな」
『...はい、ありがとうございました』
足は使えないか
でも...先生を救った代償.....
少しだけ、誇らしいかも
なんて
「いい子じゃないか、あの子は」
「...えぇ、自慢の生徒です」
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リンドウ(プロフ) - 和奏さん» それを言ったら男子でも67いきませんしね……私も飛びません。((13超えた友達もいましたが、彼女はかなり運動神経良かったです))。 (2020年12月2日 19時) (
レス) id: c283219a85 (このIDを非表示/違反報告)
和奏(プロフ) - いや普通に13メートルとか飛ばんです。7メートルしか飛んだことないです。（） (2020年12月2日 17時) (レス) id: ea0b227b7d (このIDを非表示/違反報告)
もうふ - 好きです((突然の告白(笑) 相澤先生好きなので楽しんで読ませてもらってます！ (2019年8月8日 0時) (レス) id: bc132d7752 (このIDを非表示/違反報告)
リンドウ(プロフ) - クーニャンさん» 私のミスです、ありがとうございます。訂正してきました。 (2018年10月20日 12時) (レス) id: f9b4659293 (このIDを非表示/違反報告)
クーニャン(プロフ) - 初めまして、クーニャンです。ページ6のセリフで質問します。「合意的虚偽」とありますが、「合理的虚偽」ではありませんか？ (2018年10月20日 9時) (レス) id: 5eb4794cf2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リンドウ
| 作成日時：2017年11月25日 19時
