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「まだ高校生のお前が体を酷使するな」
『べ、別に酷使してるわけじゃないし、私は平気ですから』
「いくら個性が強くても、その場に駆け付けて実力を発揮出来ないヒーローは邪魔なだけだ」
『それは...そうですけど...』
「お前が前に言っただろ。俺の個性とは相性が悪いって。ヒーローになってからヴィラン相手に相性が悪いから戦えませんじゃ済まないんだよ」
『なら、別に相澤先生に拘らなくても...クラスメイトだっているし...』
ただただ大丈夫だと言い続け、そろそろ皆が来る時間
『もうこの話やめましょ？ほら、皆来るし...変に誤解されないと思うけど、されてら嫌だし』
明らかにおかしい説明をしてしまう
誤解ってなんだ
誰が何をどう誤解するんだ
「睡間」
『はい？』
「2度は言わねぇぞ。午後のヒーロー基礎学が始まる前に仮眠室来い」
『絶対嫌だ.....』
「どうせ今日はいつもより寝たんだろ」
『バレてるし...』
睡眠の足りない私を心配したお母さんに眠らされた
私の個性は母と父を合わせたもの
睡魔に関するのは母の
体内の何かをエネルギーに変えて能力上昇は父のもの
ちょっとお母さんの個性の方の反映がでかいんだよね
《A、いい加減にちゃんと寝なさい。隈、酷くなってるわよ》
隈が酷かった
それだけで強制的に睡魔を与えられ、珍しく日付の変わる前に寝てしまった
そして起きると5時というね...
『普通に...6時間ちょい寝ちゃいました』
「いつもより顔色がいい。寝る寝ないは本人の自由だとしても、俺も一応教師だからね」
『はいはい分かりましたよ、お手上げ。基礎学の前に仮眠室ね、行きますよ行きます』
ざわざわと外が騒がしくなる
最初に来たのは意外にも芦戸だった
「おっはよー!!」
『はよ』
「あれ!?1番乗りだと思ったのに〜...!!」
『残念でした〜』
いつの間にか相澤先生は寝袋に入ってる
実際、初めて見た
校内で寝袋を使う先生は
いや、まず普段寝袋使う人だって見たことがない
本当にこの人はなんなんだ
担任で、プロヒーロー
ヒーローの時点で普通にカッコイイし
そんな環境で学べるのは凄いはず
それでも今日の午後を考えると憂鬱でならない
「それでさ〜」
横でペラペラと喋る芦戸の話を聞きつつ、先生の方へ目を向ける
この人...
やっぱりくたびれてるな
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リンドウ(プロフ) - 和奏さん» それを言ったら男子でも67いきませんしね……私も飛びません。((13超えた友達もいましたが、彼女はかなり運動神経良かったです))。 (2020年12月2日 19時) (
レス) id: c283219a85 (このIDを非表示/違反報告)
和奏(プロフ) - いや普通に13メートルとか飛ばんです。7メートルしか飛んだことないです。（） (2020年12月2日 17時) (レス) id: ea0b227b7d (このIDを非表示/違反報告)
もうふ - 好きです((突然の告白(笑) 相澤先生好きなので楽しんで読ませてもらってます！ (2019年8月8日 0時) (レス) id: bc132d7752 (このIDを非表示/違反報告)
リンドウ(プロフ) - クーニャンさん» 私のミスです、ありがとうございます。訂正してきました。 (2018年10月20日 12時) (レス) id: f9b4659293 (このIDを非表示/違反報告)
クーニャン(プロフ) - 初めまして、クーニャンです。ページ6のセリフで質問します。「合意的虚偽」とありますが、「合理的虚偽」ではありませんか？ (2018年10月20日 9時) (レス) id: 5eb4794cf2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リンドウ
| 作成日時：2017年11月25日 19時
