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泰志「でもあれだな」
貴「ん?」
泰志「昔は見る度会う度いっつもくっついて
離れなかったお前と司が
今じゃ離れててもヘッチャラな顔してよ」
貴「そう言えばあの頃は司と楓士雄にくっつきすぎてたな〜」
泰志「だろ?」
貴「まあ、今でも司といるのは落ち着くけど
一緒にいるだけが幼馴染みじゃないしね」
Aはそう言って
りんごジュースが入ったグラスに手をつけた
泰志「それがわかるくらい俺らも大人に近づいてるつうわけか〜」
貴「人はこうやって歳とってくのか〜」
泰志「ババアかよ笑」
貴「うるさい」
泰志「でもお前は昔も可愛かったけど更に可愛くなったな」
泰志はそう言ってAの頬に手を添えてそっと親指で撫でた
貴「そ?」
泰志「おう」
貴「泰志も昔は可愛かったのに
今はかっこいい強めのイケメンになったね」
泰志「それ褒めてんのかァ?」
貴「褒めてるじゃん」
泰志「さんきゅ」
貴「てか泰志と2人でゆっくり話すことないからビックリ」
泰志「あー、いつも清志か司がいたからな」
貴「清志はうるさいからなぁ」
泰志「アイツは声デケェからな」
泰志とAは団地時代の話や
清志の話など他愛もない話を何時間も喋っていると
気づいたら17時を迎えていた
泰志「6時間もカフェで喋ることあるとか俺ら暇人じゃねぇよ」
貴「でもいっぱい話せてよかった」
泰志「確かにな」
貴「明日は学校行こー」
泰志「おう、送るか?」
貴「んーん、司来るって言ってるから大丈夫!」
泰志「そうか」
貴「じゃ、また明日ね!」
泰志「おう」
Aがそう言って司が待っているであろう場所に
向かおうと泰志に背を向けると
、
泰志「A」
泰志がAの名前を呼んだ
貴「ん?」
泰志「なんかあったら頼れよ」
笑いながら電話ポーズをする泰志
それを見て
貴「うん!」
Aは笑顔で頷き、再び泰志に背を向けて
その場を去ったのであった
___次の日
清志「おい!泰志!」
泰志「あ?」
清志「昨日Aと飯行ったってまじかよ!?」
泰志「おう」
清志「ずるいぞおおお!」
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りんご(プロフ) - 夢さん» ありがとうございます!お待たせさせてしまう形になりますが一気に出していこうと思ってます。 (2022年10月11日 12時) (レス) id: 6f1f110ab6 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - Aさん» ありがとうございます!まだオチ決めしてないです (2022年10月11日 12時) (レス) id: 6f1f110ab6 (このIDを非表示/違反報告)
夢 - できたらオチ司がいいです。 (2022年10月10日 16時) (レス) @page49 id: 77ccf80c6f (このIDを非表示/違反報告)
夢 - 最高すぎてやばいです!!ゆっくりでもいいので更新楽しみにしてます! (2022年10月10日 16時) (レス) @page49 id: 77ccf80c6f (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - 面白くて一気に読んじゃいました。続きを楽しみにしてます。誰オチか決まってますか?もし決まってないなら司オチか小田島オチだと嬉しいなぁ (2022年10月5日 22時) (レス) @page40 id: c5820b78bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りんご | 作成日時:2022年10月4日 11時