36 ページ37
楓士雄「お、A!?」
司「お前、なんで」
貴「1人だと司が泣いちゃうと思って
それに楓士雄の顔も見たかったし」
司「泣かねぇし」
楓士雄「俺もAの顔久々に見れて安心したわ」
貴「てか、汚い2人とも」
Aはそう言って2人にタオルを差し出した
楓士雄「うわ、懐かしい…」
司「昔も喧嘩のあとAにタオル貰ってたよな」
楓士雄「うわ〜すっげぇ懐かしいわ」
貴「毎回どこ行ってきたの?って並に汚れて帰ってくるじゃん2人とも」
楓士雄「確かに服とか汚して母ちゃんに怒られた記憶しかねぇわ」
司「…なぁ、着替えって」
貴「一応持ってきたよ
司「フッ…流石」
楓士雄「え、A俺には?」
貴「ないよ」
楓士雄「えー」
貴「楓士雄、なんか見ない間に大人っぽくなったね」
楓士雄「そうか?それ言ったらAも大人っぽくなったぞ」
貴「そ?」
司「でも行動は全然変わんねぇぞコイツ」
楓士雄「まじ?」
司「おう」
貴「変わったし」
司「変わってない」
貴「てか、さっき見たけどバスの時間もう少しだから早く行かなきゃだよ」
司「え、まじかよ」
司はAが持ってきた着替えをその場ですぐ着た
司「じゃあな、楓士雄」
楓士雄「おう」
貴「楓士雄」
Aは歩き始めようとした足を止めて
楓士雄の方に体を向けた
楓士雄「ん?どうした、A」
楓士雄は不思議そうに笑いAにそう問いかけた
貴「…待ってるからね、司とふたりで」
Aはそう言い残し
司の隣に並びバス停への道へと歩いていった
司とAに言われた言葉を頭の中でリピートさせながら
楓士雄は空を見上げていた
219人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りんご(プロフ) - 夢さん» ありがとうございます!お待たせさせてしまう形になりますが一気に出していこうと思ってます。 (2022年10月11日 12時) (レス) id: 6f1f110ab6 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - Aさん» ありがとうございます!まだオチ決めしてないです (2022年10月11日 12時) (レス) id: 6f1f110ab6 (このIDを非表示/違反報告)
夢 - できたらオチ司がいいです。 (2022年10月10日 16時) (レス) @page49 id: 77ccf80c6f (このIDを非表示/違反報告)
夢 - 最高すぎてやばいです!!ゆっくりでもいいので更新楽しみにしてます! (2022年10月10日 16時) (レス) @page49 id: 77ccf80c6f (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - 面白くて一気に読んじゃいました。続きを楽しみにしてます。誰オチか決まってますか?もし決まってないなら司オチか小田島オチだと嬉しいなぁ (2022年10月5日 22時) (レス) @page40 id: c5820b78bf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:りんご | 作成日時:2022年10月4日 11時