✩30(大輝side) ページ32
.【大輝side】
その日のクローズ作業中…
翔太「あっ、大輝さん」
大輝「んー?どしたー?」
翔太「相原さんってどんな子なんですか。」
おっと…
さっそくだな…。
大輝「なに(笑)気になんの?」
翔太「そりゃ俺の顔見て泣かれたら気になりますよ…。
あと、働き出して最初に紹介してもらったお客さんが
あの子だったじゃないっすか。
俺のお願いした条件も結構難しい内容だったのに、
なんであの女子高生を選んだのかなって思いまして。」
大輝「あーなるほどね(笑)
俺あの子が6年生の時からカット担当しててさ。
ジャニーズというか芸能人の話なんかしたことなかったし、
なんなら好きな人の話も聞いたことがなかった。
彼氏とデートで…みたいなの全くなし。
俺のことお兄ちゃんみたいってすっげぇ慕ってくれてんだけど、
だったら好きな人の相談とかもしてくれそうじゃん?
でもそんなのほんとになかったからさぁ…」
翔太「だから俺を紹介しても大丈夫って思ったんすね。」
大輝「そゆことー!」
お母さん亡くなってることとか
Aちゃんがどんな性格の子なのかとかまでは
言わなくていいでしょ。
勝手に話すわけにもいかないし。
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作者名:aria | 作成日時:2022年10月4日 21時