Lv.7 ページ10
なんとか朝食を終えて、私達O高組は仲良く登校した。
いつもの通学路、いつものメンバーのはずだが今日は違う。
殺害予告犯が腕にしがみついて離れようとしなのだ。
もう外部の視線より天馬くんの視線の方が辛い。
「た、太一くん……歩きにくいんだけど……」
太「ははっ!Aチャンは千と千尋の●隠しのお母さんみたいなこと言うんだね」
感想が細かすぎて1部に伝わってないよ、太一くん。
太「俺っちがいるから大丈夫ッスよ。悪い虫はつかないし、もしまとわりついたら俺っちが始末してあげるから安心して」
「安心できないこというんじゃねーよ」
天馬くんに目線で助けを訴えたが逸らされた。
なんで逸らしやがる。
今ここで、目と目が逢う瞬間〜♪のBGMを流すべきだから。
太「Aチャンのクラスの害虫は把握済みッスよ。手ぇ出したらすぐに駆けつけるから。
ピンチの時は俺を呼んでね」
いつから私をそういう目で見ていたんだ君は……。
てか、私のクラスの害虫という名の男子軍を把握する前に数学の公式をひとつでも把握したらどうですか?
だから補習に呼ばれてるんじゃないですか?
天馬くんはそんなことをしなくても補習ですがね!!!!
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作者名:天然塩キャラメル | 作成日時:2018年8月30日 17時