標的129 幻騎士 ページ11
？「待っていたぞ」
山「あんた、霧のマーレリングの幻術を使う剣士、幻騎士だろ」
幻「！」
山「やっぱり。ラル・ミルチを頼んだ。すぐ戻るからな」
『頑張れよ〜』
パシャ
幻「何故俺を知る」
山「スクアーロのDVDで見たんだ。あんた…“剣帝への道”100番勝負、100番目の相手だったな」
スクアーロ暇だったの？
幻「貴様…この時代の2代目剣帝と接点があるのか」
接点どころか殺し合った仲だよね←
山「まーね」
幻「………その通りだ。奴にはわざと負けてみせた。ミルフィオーレ結成の為にな」
主山「!?」
山「スクアーロにわざと負けた？何…言ってんだ？」
信じれないか…
幻「スクアーロなど敵ではないが、目的の為に惨敗したかのように偽装したのだ」
山「偽装…？あっもしかして負け惜しみ？」
『山本、信じれないのはわかるけど本当のことだよ』
まあ、スクアーロもわかっててほっといたんだろうけど
幻「貴様にハンデを二つやる。一つは地の利」
ハンデとか言いながら、ここ幻覚でできたフィールドじゃん
幻「雨属性に有利な人工の雨だ。そして俺は、素手で戦う」
山「な!?刀…使わねーのか!?」
幻「これは敬意だ。ボンゴレの守護者といえば、伝統と格式を持つ名のある標的。お前への行為を、“殺し”から“戦い”に格上げするためには枷が必要」
山「随分、甘く見られてんだな」
幻「来い」
結構いい殺気だけど、こんなんが守護者のミルフィオーレに10年後のボンゴレが負けるのか？
山「やっべえ…」
幻「竦んだか」
山「…いんや、ゾクゾクしてきちまった。だからこそあんたとは、剣士として戦いてえ。嫌でも、剣を抜かせてやるぜって方向で」
ｶﾁｯ ﾄﾞｼｭ
山「この俺の時雨蒼燕流でな!!」
本当、負けん気強いよね
幻「全ての御託は無駄となる」
山「そいつは闘ってみてからだ!!時雨蒼燕流 攻式 一の型 車軸の雨」
ドッ ズアア
幻「たいした突きだ」
山「！」
幻「だが、スクアーロの剣技同様、子供騙しだ」
お前もだろが
ズボッ
山「がっ」
標的130 山本武VS.幻騎士→←番外編2 HAPPY NEW YEAR !!
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 17人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒猫（姉）＆白猫（妹）(プロフ) - 十六夜（女）さん» ありがとうございます！これからも頑張りますのでよろしくお願いします！ (2016年1月3日 11時) (
レス) id: 487e4ca7e7 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜（女） - 違いました。続々続編でした;;;;; (2016年1月3日 3時) (レス) id: 2bf8696fce (このIDを非表示/違反報告)
十六夜（女） - 続々編おめでとうございます！続きも楽しみにしています (2016年1月3日 3時) (レス) id: 2bf8696fce (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：黒猫（姉）＆白猫（妹） | 作成日時：2015年12月30日 22時
