【REBORN】一般人何だけど！2 (ページ3)

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標的43　教え子達【後編】ページ3

ツ「何言ってんの!!?仲間の体なんだろ!!?」

千(骸)「違いますよ。憑依したら僕の体です。壊れようが息絶えようが僕の勝手だ」

ツ「…な…そんなの…おかしいよ」

『袮々切丸』ﾎﾞｿ

ビ(骸)「他人の心配をしている暇があるんですか？自分がやられるという時に」

獄(骸)「君は面白い男だがマフィア向きではありませんね。藍沢A動けばこの２人を殺しますよ」

『ちっ』

気づかなかったらバッサリいけたのに←

ツ「あ…っ頼む!!やめてくれ!!このままじゃ死んじゃうよ!!」

獄(骸)「クフフフ思い出しましたよ。君はバーズとの戦いでガールフレンドの為に自分にナイフを突き立てようとしたんでしたね」

そういえばそんな事あったな

獄(骸)「それでいきましょう。君はその甘さゆえに僕に乗っ取られる」

主/リ「！」

ツ「え…」

ビ(骸)「いいですか？君の仲間をこれ以上傷つけられたくなければ」

獄(骸)「逃げずにおとなしく契約して下さい」

ツ「な…！そ…そんなの…」

犬(骸)「やはり迷うのですね」

さてどうしたら骸を斬れるかね←

犬(骸)「さあ体を明け渡してもらいましょう」

ツ「どうしよう…リ…リボーンどうしよう!!」

リ「オレは何もしてやれねーぞ。自分で何とかしろ」

『ツナ』

ツ「Aちゃんどうしよう!!」

『情けない声出さないでツナは何がしたいの？』

リ「そうだぞ」

バキッ

ツ「ブフッ」

蹴る必要性は…

リ「お前は誰よりもボンゴレ10代目なんだ」

ツ「!?」

リ「お前が気持ちを吐き出せばそれがボンゴレの答えだ」

ツ「！オ…オレの…気持ち…？」

犬(骸)「クフフフ家庭教師もサジを投げましたか。彼の気持ちは“逃げ出したい”ですよ。それとも“仲間の為に逃げられない”…かな？」

『違うよ。ツナはそんなに弱くない』

ツ「…ちたい…」

犬(骸)「!?」

ツ「骸に…勝ちたい…」

犬(骸)「ほう…これは意外ですね。だが続きは乗っ取った後にゆっくり聞きましょう。君の手で仲間を葬った後にね」

ツ「こんな酷い奴に…負けたくない…こいつだけには勝ちたいんだ!!!」

格好いいじゃん

犬(骸)「終わりです」

カッ

ツ「うわあ!!」

『何が起きたの!?』

犬(骸)「ボンゴレ何をした!?」

ツ「オレは何も…ああっレオン!!!?」

リ「ついに羽化したな」

『レオンってカメレオンじゃないの!?』

リ「あの時と一緒だ。ディーノが“跳ね馬”になった時とな」