【REBORN】これ…生きていけるかな？３【トリップ】 (ページ4)

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第84話ページ4

ﾗﾝ「バカな…こいつは化け物か…？」

ツ「あんたはそんな悪い人じゃない」

ビﾗﾝ「!?/!!」

ﾗﾝ「貴様…何を言っている！」

ツ「そんな弱い心では死ぬ気の俺は倒せない」

ﾗﾝ「…心だと！俺の事をわかったような口をきくな!!

殺しは俺の本心だ!!!」

ﾀﾞｯ

ツ「うそだ!!!」

ﾗﾝ「黙れ小童!!!」

ツ「死ぬ気で倒す!!!」

ﾄﾞﾝｯ

ﾗﾝ「ガハッ」

ﾄﾞｻｯ

ﾗﾝ「うう…こ…この俺が負けただと…？」

ツ「攻撃する時必ず目を閉じるのも鋼球を使わなくてはとどめをさせないのも、あなたの心の中に罪悪感…迷いがあるからだ」

ﾗﾝ「な」

ツ「あなたを最初みた時からおかしいと思ったんだ、まるで家にいる子供みたいにあったかくて怖い感じがしなかった」

たしかにランボしかるみたいに言ってたよね←

ﾗﾝ「！(こいつ…一見して俺を見抜いたというのか………なる程これがボンゴレの血…)

完敗だ、お前を六道骸が警戒するのも頷(うなず)ける…」

ツ「え!?

な!?何言ってるんです？だ…だって六道骸ってあなたのことでしょ？」

ﾗﾝ「俺は影武者だ」

ツ「えっ!?」

ビ「偽物!?」

ツ「で…でも刑務所の写真にあなたの顔が…」

ﾗﾝ「本物の六道骸は自分の姿を記録に残すようなヘマはしない」

じゃああの写真ってすでに骸が機械を騙せるほどの術者だったってこと？それともランチア本人？

ﾗﾝ「そして六道骸…あいつは…俺の全てを奪った男だ!!」

ツ「！」

リ「何があったか言え」

ﾗﾝ「３年前…俺は北イタリアにあるマフィアの一員だった

孤児(みなしご)だった俺を育ててくれたボスとファミリーは俺の命…俺は奴らの恩に報(むく)いたくファミリーの用心棒としてエリア最強と呼ばれるまでになっていた…

そんな折りにボスがまた孤児を拾ってきた…何でもボスは野望に満ちた目が気に入ったらしい…

奴の面倒は俺が見ることになった、俺は奴を本当の家族のやうにかわいがった

ファミリーが俺にしてくれたように

ところが間もなく事件が起きた

俺がカードをしにアジトに戻るとファミリーが全員殺されていたんだ…」

リ「有名な事件だな」

ﾗﾝ「俺は犯人への怒りに燃えた、だがその後の調査で意外な犯人がわかった

俺が殺(や)ったんだ」

ビ「！」

ツ「どっどーゆーこと？」