【デジモンアドベンチャー】トリップしました！３

3 ページ12

光「わー！ローマ時代のコロッセオみたいだ」

ﾃﾝ「それって何ですのん？」

太「昔の競技場だよ」

ﾐﾐ「オーロラビジョンもある！」

空「ゴールがある、サッカー場よ！」

太「さ！手分けして紋章を探そうぜ」

ｱｸﾞ「ふぅ…」

太「どうした？」

ｱｸﾞ「もう動けない…ちょっと休ませて」

太「何だよしっかりしろよ」

ｱｸﾞ「ごめん…」

丈「休ませてやれよ、手がかりはこのタグだけだし

僕とゴマモンで探すから皆休んでて」

太「俺も探す！」

ﾀﾀﾀｯ

太一紋章手に入れてからずっと張り切ってるよな、原因はウチかなぁ…

今のとこエテモンに対抗できる力があるのはウチと太一だけ、それなのにウチは進化できないのにコロナモンにたくさん食べさせなかった

それでいて他の方法を試してるわけじゃないから、自分が皆を守らないといけないっていう責任に押しつぶされてる

今は誰が何言っても聞かなそうだし、どうしたものかねー？

空「わぁ！サッカーボールだ！

ねぇサッカーしない？」

ﾀｹ「面白そう！」

ﾔﾏ「人間チームとデジモンチームに別れてやるか」

ﾃﾝ「サッカーって一体何でっか？」

空「このボールを足を使ってゴールにいれるの、胸とか頭を使ってもいいのよ

それ！」

ﾄﾝｯ

さすがサッカー部、ヘディング上手だな〜

ｶﾞﾌﾞ「いくよー！」

ﾎﾟｰﾝｯ

ﾋﾟﾖ「うわっ」

ﾄﾝｯ

いきなりヘディングって空の真似でもしたかったのかな

ﾊﾟｼｯ

空「フフッ手を使っちゃダメよ」

ﾊﾟﾙ「それってアタシとかすごく不利なんじゃない？」

ﾀｹ「ゴールキーパーなら手を使ってもいいんだよね」

ﾔﾏ「あぁ、パルモンはゴールキーパー向きだ」

ﾊﾟﾙ「そーれー！」

ﾎﾟｰﾝｯ

太「！」

あ…

ﾄﾞﾝｯ

うわ…やっぱり速い

太「こんな時にサッカーなんてよーくそんなことやってられるな、状況考えてみろよ！

丈が紋章見つけたらすぐ出発するんだから！」

『太一言い過ぎだよ、今までずっともくもくと歩いてたんだから少しぐらい遊んだぐらいで怒りすぎ』

太「エテモンにいつ襲われるかわからないんだぞ！」

『太一』

太「…っ」

ｺﾞﾏ「何か反応ある？」

丈「うーん…この近くだと思うんだけど」

ﾃﾚﾚｯﾃｯﾚﾚｰ♪

丈「ん？」

ｴﾃ【アーハッハッハッハ！あちきって運がいい！】

4→←2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す