第345夜 ページ35
コムイside
リラ「!?/え?」
ガチャン
リ「ちょっ…兄さん!?」
ラ「何すんだコムイ!出せさ!!」
婦「2人とも!」
リ「婦長!?ドクターや皆も…」
婦「ここはクロウリーの病室よ、私達はまだ目覚めてない彼の担当なの」
『この医療区域に結界を張って非戦闘員の避難場所にした君達もここにいなさい、神田くんとチャオジーも今探してる』
リラ「!!/なっ…」
ラ「冗談じゃねぇじじぃンとこ行く出せ!!」
ドンドンドン
『君達は今武器がないだろう』
ラ「だからさっさと直せっつったんだろーが!!研究員増やせバカ!!」
リ「ヘブラスカの所へ行かせて兄さん!私なら…っシンクロできれば戦えるかもしれない…!!」
『どうシンクロするつもりだい?装備するだけじゃ君のシンクロ率は10%以下だっただろう、それに…』
リ「昔…っ見た実験…っ!!」
『!なに?』
リ「え…エクソシストをつくる実験…あったでしょ…」
何故それを…っ
リ「ヘブラスカに…体内にイノセンスを入れてもらうの、あの時は適合者じゃない人達だったから…でも私ならイノセンスに応えられるかもしれない…!」
『バカなことを言うな、それでシンクロできるという保証はどこにもない!失敗してイノセンスが暴走する可能性だってある』
リ「ヘブラスカは覚悟が必要だって言ってた…っイノセンスはきっと私を試そうとしてる
命を懸ける覚悟を私が示せばきっとシンクロできるわ
ううん…絶対してみせる、私…私はきっとホームの皆や兄さんを守れるなら…」
『“死んでもいい”って?皆や僕の為なら自分の命はどうなってもいいのか?』
何を言ってる
リ「ちっちが…私は…」
僕が
リ「兄さん私は…」
この子をそうさせたくせに
『ここにいてくれ、お願いだから…』
わかってる…逃げられないことは…
でもだからって
リ「…兄さ…ん」
すぐに君を差し出すなんてできない
【室長!マリとミランダが到着しました】
『…すぐ行く
神田とチャオジーを早く探すんだ』
コムイside end
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リンクside
『長官』
ルベ【リンク監査官、アレン・ウォーカーに方舟を使わせたのは君かね】
『はっ申し訳ありません』
ルベ【構いませんよ、元々使うつもりだったそれに今は“卵”が大事です
みすみす奪い返されるわけにはいかない…】
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時雨(プロフ) - 黒猫(姉)&白猫(妹)さん» いえいえー、これからも更新頑張って下さい!応援してます (2017年2月23日 21時) (レス) id: c6b79d49da (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(姉)&白猫(妹)(プロフ) - 時雨さん» 教えていただきありがとうございます (2017年2月23日 10時) (レス) id: 487e4ca7e7 (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - 第348夜、「部下達」が「部活達」になってますよ (2017年2月23日 0時) (レス) id: c6b79d49da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒猫 | 作成日時:2017年2月14日 16時