【D.Gray-man】めんどくさがりで戦闘狂で自分を大切にしないけど仲間は大切にする少女のトリップ記８ (ページ26)

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第336夜ページ26

アレンside

ﾘﾝ「アレン・ウォーカー！そっちは書庫室ではありません！」

『あれ？そうでしたっけ？』

おかしいな？

ｶﾞｼｬｰﾝ
ク「なんだこのシケた酒はあー!!」

『!?』

師匠!?

「ですから長官から元帥にかかる経費は節減せよとキツく言われてまして…」

ク「こんな安モン飲めるか！てめぇら俺の世話係だろーがロマネ・コンティ自腹切ってでも買ってこいやっ」

「元帥…それは高すぎます」

「我々の給金ではちょっと…」

人が探してる間に…

ｸﾗ「なぜ私はお前と酒を飲まねばならんのだ」

ク「俺が女と飲むのが好きだから、四年ぶりだろ？相変わらずイイ女だなクラウド」

『ﾌﾞﾁｯ)…』

ｸﾗ「お前は相変わらずどうしようもない」

ﾄﾞｻｻｻｻｯ

ク「おお馬鹿弟子何してる」

『それはこっちのセリフですよ、やっと見つけたと思ったらこの飲んだくれ』

ク「ティム連れてくんなって言ったろ、何か用かよ？」

『何か用かよだあ？』

ク「ウソウソ

楽譜のことだろ」ﾎﾞｿｯ

ｶﾞｯ

『!?』

ク「悪いなアレン」

ｻﾞｻﾞｻﾞ

『へっちょっと？』

何で僕引きずられて…？

ﾘﾝ「君とマリアン元帥との面会は禁止されました」

『はぁ？』

ﾘﾝ「これは教団命令です」

『そんなっなんだよそれ！』

ﾘﾝ「君は今教団から疑われているのですよ、“14番目”の関係者として」

僕が…“14番目”の関係者…っ!!

アレンside end
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コムイside

ﾙﾍﾞ「“14番目”が死んだ後、その遺志を受け継いだ人間がいるそうです」

『遺志？』

ﾙﾍﾞ「それも複数いるそうでしてマリアン元帥はその一人なのです、彼はアレン・ウォーカーを“奏者の資格”と知って弟子にしたのでしょう」

『…随分キッパリ仰るんですね』

ﾙﾍﾞ「…室長、これって怖～い話だと思いませんか？」

『!?』

ﾙﾍﾞ「得体の知れないノア、それを崇める人間が集まって何か企てているような？ねぇ？

ここまで言い切る証拠？もちろんありますよ

いやいると言うべきですか、我々の下にその“14番目”の遺志を継いだ複数のうちの一人がね

ずいぶんなご老人ですが、“14番目の関係者”として伯爵に殺されるのを恐れて保護を求めてきました」