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第330夜 ページ20

コムイside

ルベ「ですが今回の江戸戦は我々にとって戦況を大きく変えるものとなりました、プラントを奪取しアクマの供給を一時的でも阻止できた

これにより伯爵は世界終末計画の“暗黒の三日間”の再来を遅らせねばならなくなるでしょう

それが一年か半年か…例えもっと短い時間であっても我々にとって決戦までの時間が増えることはとても大きい

この間にイノセンスと使徒を集め伯爵を打破する戦力をつくるためには!!そして奪った方舟の空間転移能力はノアやアクマとの大規模な戦闘に多いに役立つ武器となる」

バ「方舟を使用するのですか!?」

ルベ「室長にはすぐその準備に入って頂きたい」

クラ「我々エクソシストに方舟に乗れと…?」

ソカ「俺は構わん、戦地までの移動時間がケチれていいわ」

バ「七千年間敵の舟として使用されていた未知の代物です、よく調べてから使用は検討したほうが…」

「バク支部長ってば好奇心に負けて乗ったくせに!」
バ「黙れ七三!」

ルベ「そんな時間は無駄だ、これは大元帥と我らの教皇のお考えです」

バ「しかしですなもしエクソシストに負担がかかったら…」

ルベ「あなたは誰の為に意見しているのですか

我々はエクソシストを守る為にあるのではない、この戦争に勝つ為にあるのです」

バ「ギリッ)(…っいつもながら貴様らは…!)」

『座るんだバク支部長』

バ「………コムイ…」

『座って』

この黒の教団は強大な宗教の名の下に設立された組織だ、彼らにとって大事なのはこの“聖戦”に勝つこと

使徒エクソシストのことは神から授かった人柱としか思ってない、彼らが守るものは信仰だけだ

黒の教団は従うしかない、逆らえば異端の徒として葬られる

だから僕がいる、僕がこの教団のなかでエクソシストを守る

僕のできる限りの力で彼らをこいつらの人柱にはさせはしない…

恐らくAちゃんのことも利用するだろう…例え洗脳してでも…それは絶対に防がなければ

ルベ「危険かどうかなら方舟よりもっと検討しなければならないものがあると思いませんか?」

バ「…え?」

ルベ「“アレン・ウォーカー”と“雲雀A”という人物」

!?

バ「は?」

ルベ「あなたの言う通り方舟は伯爵の未知の舟、それをなぜアレン・ウォーカーと雲雀Aは操れたのでしょうかねぇマリアン元帥?」

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時雨(プロフ) - 黒猫(姉)&白猫(妹)さん» いえいえー、これからも更新頑張って下さい!応援してます (2017年2月23日 21時) (レス) id: c6b79d49da (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(姉)&白猫(妹)(プロフ) - 時雨さん» 教えていただきありがとうございます (2017年2月23日 10時) (レス) id: 487e4ca7e7 (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - 第348夜、「部下達」が「部活達」になってますよ (2017年2月23日 0時) (レス) id: c6b79d49da (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒猫 | 作成日時:2017年2月14日 16時

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