【D.Gray-man】めんどくさがりで戦闘狂で自分を大切にしないけど仲間は大切にする少女のトリップ記８

第328夜 ページ18

ラビside

ｸﾞﾙﾙﾙﾙﾙ ｷﾞｭｺﾞｶﾞｶﾞ ﾄﾞﾙﾙﾙ

『ちょっとちょっと看護婦さんーっ!!クロちゃんの腹がうるせぇさー!!』

しかもどうしたらそんな音が出るんさ!?

婦「困ったわねぇ、何か食べてもらいたくても起きないことにはどうにも…」

ﾏﾘ「私は聴覚がよい分キツイ…」

『どこ行くんさ？ユウちゃん』

神「こんな所で寝てられるか自室に戻る、それにAも探してくる」

あー…まだ病室来てねえって婦長言ってたもんな…何してんさA

ﾏﾘ「コラ！ダメだぞ神田」

神「うるせぇ」

ﾃｨｴ「マー君の言うこと聞きなさいユー君」

神「…どいて下さい」

ﾃｨｴ「可愛い息子達のお見舞いに来たんだよベッドに戻りなさいユー君」

神「息子じゃねえし教団に帰った途端その呼び方になるのやめて下さい」

ユウの周りの温度がどんどん下がってくさ…

ﾃｨｴ「弟子は我が子も同然じゃないか照れないで家にいるときくらいは私に甘えておいで」

ﾏﾘ「諦めろ神田、師匠はこういう人だ」

ﾌﾞﾁﾌﾞﾁ

何かいろいろ切れる音がしたさ!?

神「おっ俺は…っっあんたのそういう所が大っっっ嫌いだーっ!!!」

ｶﾞｯﾁｬｰﾝ ﾄﾞｶｰﾝ
「キャー暴れないで下さい！」
ﾏﾘ「こら神田っ」

ジジイはこんな中よく寝れるさ…

ｷｴ「あの人が師匠になるんだなチャオジー」

ﾁｬ「ッス…キエ先輩とマオサ先輩はこれからどうするんスか」

ｷｴ「教団のファインダーになれないか話してみる」

ﾁｬ「ホントッスか!!」

ﾏｵ「お前だけじゃ心配だからね、てかお前それ寝癖？」

『アレーン食堂でも行かねー？俺まで腹減ってきた』

ｸﾞﾙﾙﾙﾙﾙ

『なーアレン』

ﾏﾘ「大丈夫ですか師匠」

ﾃｨｴ「いいんだ、ああいう子ほど可愛いもんだ」

ティエドール元帥ポジティブすぎるさ…

『アレーン…アレ………アレンさん…？』

ｶﾞｼｬﾝ

食後でした…

ラビside end
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アレンside

『そして坊やは…

これって子守唄だよなティム、この詩を読むと頭の中で曲になって聴こえてくるんだ』

僕の頭の中に誰かいるようなそんな感じで

『…気持ち悪い………僕は…ちゃんと自分で道を選んで歩いてるんだよな…？

今この道が…誰かに決められたものなんかじゃ

そんなんじゃないよなティム…？

どうしてだよ…“楽譜”に描かれてる文字…僕とマナが二人で作った文字なんだ

ずっと忘れてた…僕とマナだけが読める文字…子供遊びの暗号だよ』

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