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第41夜 ページ42

リ「これは何?」

『お化け?』

リ「アレン君!」

ア「…すみません」

リ「すみませんじゃないどうして見失っちゃったの」

ア「すごく逃げ足早くて…この人、でもホラ似顔絵!こんな顔でしたよ」

リ「似顔絵…?」

『どう見ても人じゃないよ』

ア「あれ…?変ですか?」

リ「うん、変…」

何でこれでわかると思ったんだろ…

リ「でも、こんなことなら別れずに一緒に調査すればよかったね

昨夜退治したアクマ…確かにその人に“イノセンス”って言ったの?」

ア「はい

道に迷って路地に入り込んだら偶然見つけて…運が良かったです、たぶん今回の核心の人物だと思いますよ」ガツガツ

よく食べるよな…

リ「アレン君、今度から絶対一緒に調査しよう見失ったのも迷ったからでしょ」

ア「リナリーとAの方はどうでした?」

リ「んー…コムイ兄さんの推測はアタリみたい

アレン君達とこの街に入った後すぐ城門に引き返して街の外に出ようとしたんだけど、どういうワケか気づくと街の中に戻ってしまうの

ちなみに街を囲む城壁も何カ所か壊して出られないか確かめたけどダメね

穴から外に出たと思ったら街の中の元の場所に戻されてた」

ア「あ、それじゃやっぱり…」

リ「私達、この街に閉じ込められて出られないってこと

イノセンスの奇怪を解かない限りね」

『ウチもリナリーと同じようなものだよ』

ア「…なんかコムイさん元気無かったですよね」

リ「…なんか兄さん…色々心配してて働き詰めみたい」

ア「心配?リナリーの?」

ポコ

リ「伯爵の!」

『コムイがシスコンなのはわかるけどそれは違うだろ…』←

リ「最近伯爵の動向が掴めなくなったらしいの

“なんだか嵐の前の静けさみたいで気持ち悪い”ってピリピリしてるのよ」

ア「伯爵が…」

後ろからの眼力が…←

ガチャーン

リ「?アレン君フォーク落ちたよ」

ア「あああ!!」

?「はっ!」ギクッ

ア「この人ですリナリーA」

『アレン捕まえろ!』←

ア「はっはい!」

?「!?」

ガチャーン




?「エクソ…シスト…?ゼー…ハー…」

ア「はい…てか何で逃げるんですか…しかも窓から…ハー…ハー…」

?「ごめんなさい何か条件反射で…ゼー…ハー…」

よくあれだけ店内をアレンから逃げまわったよな、逆に感心するわ←

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黒猫(姉)&白猫(妹)(プロフ) - kokushino0806さん» その通りです!リボーンの雲雀が好きなのでつけました。初めて気づいてもらえたので嬉しいです (2017年4月5日 12時) (レス) id: 487e4ca7e7 (このIDを非表示/違反報告)
kokushino0806(プロフ) - 名字が雲雀=リボーンが頭の中に出てきたw (2017年4月5日 0時) (レス) id: 643fb61272 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒猫 | 作成日時:2016年7月18日 18時

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