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第20夜 ページ21

no-side

グ「泣いているのか…?ララ」

ラ「変なこと聞くんだねグゾル」

グ「何か…悲しんでいるように聴こえた…」

ラ「私は人形だよ…?グゾル…どうして自分が人形だなんて嘘ついたの?」

グ「私はとても…とても醜い人間だよ

ララを他人(ひと)に壊されたくなかった、ララ…ずっと側にいてくれ

そして私が死ぬ時私の手でお前を壊させてくれ…」

ラ「はいグゾル、ララはグゾルのお人形だもの」

今まで2人っきりだったもんな…

ラ「次は何の歌がいい?」

グ「私は醜い…醜い…人間…だ」

ザリ

やべっ←

ラ「!!」

ア「あ、ごめんなさい立ち聞きするつもりは無かったんですけど……君が人形だったんですね」

『アレンちょっと神田見てて』

ア「え?」

『イノセンス発動 《雷乱青龍》』

ドガガガッ

ア「!?」

ラ「石柱を…っ」

『戦う気は無いけど、こうしないと話聞いてれそうにないからね』

ラ「…グゾルはもうじき死んでしまうの

それまで私を彼から離さないでこの心臓はあなた達にあげていいから…!」





ラ「グゾルと会った日から80年…グゾルはずっと私といてくれた

グゾルはねもうすぐ動かなくなるの…心臓の音がどんどん小さくなってるもの、最後まで一緒にいさせて

グゾルが死んだら私はもうどうだっていい、この五百年で人形の私を受け入れてくれたのはグゾルだけだった

最後まで人形として動かさせて!お願い」

神「ダメだ

その老人が死ぬまで待てだと…?この状況でそんな願いは聞いていられない…っ」

『神田まだ動いちゃ』

神「俺達はイノセンスを守るためにここに来たんだ!!今すぐその人形の心臓を取れ!!」

アラグ「!?」

神「俺達は何の為にここに来た!?」

ア「…と、取れません

ごめん、僕は取りたくない」

バシ

神「そのコートは怪我人の枕にするもんじゃねぇんだよ…!!エクソシストが着るものだ!!!」

これは話に入れねぇよ…

神「犠牲があるから救いがあるんだよ新人」

ラ「お願い奪わないで…」

グ「やめてくれ…」

ア「じゃあ僕がなりますよ

バッ)僕がこの2人の“犠牲”になればいいですか?

ただ自分達の望む最後を迎えたがってるだけなんです、それまでこの人形からイノセンスは取りません!

僕が…アクマを破壊すれば問題ないでしょう!?犠牲ばかりで勝つ戦争なんて虚しいだけですよ!」

そろそろ入るか

バチッ

『いい加減にしな』

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黒猫(姉)&白猫(妹)(プロフ) - kokushino0806さん» その通りです!リボーンの雲雀が好きなのでつけました。初めて気づいてもらえたので嬉しいです (2017年4月5日 12時) (レス) id: 487e4ca7e7 (このIDを非表示/違反報告)
kokushino0806(プロフ) - 名字が雲雀=リボーンが頭の中に出てきたw (2017年4月5日 0時) (レス) id: 643fb61272 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒猫 | 作成日時:2016年7月18日 18時

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