10話 ページ11
ぎゅっ、と目を瞑ると
ぷちゅ…というリップ音がなって
更に恥ずかしさを増す。
唇を離して、体を起こす
「ん〜…やっぱり何も起こらないですね」
「…っはぁあ…」
ドッドッドッ、と
心臓が暴れて、さっきよりも顔に熱が集まる。
唇には、Aの唇の感覚が残っていて
更にまた、顔が熱くなる。
自分の本体がキスされたのに
なんの恥ずかしさも感じてないAは
腕を組んで難しい顔をしていた。
「…俺だけこんな恥ずかしがってるのが
アホらしく感じてきた…」
「ちゅーされてる所見てたら今の淳太くん
みたいになるかもしれないですけど、
見てないから割と平気です」
「一応恥ずかしいん？」
「…恥ずかしいですよ
さっきの私とのキスもかなり緊張しましたし」
手慣れてる感じに見えたけど
実際緊張していたらしい。
分かりづら
「てゆーか…私も、初めてですし」
ぷい、と顔を背けたA
「えっ……!!?」
背けてるから顔は見えないけど
髪の毛の隙間から見えた耳はさっきまでの
俺みたいに、真っ赤に染まっていた。
「…次!!次の方法考えましょ!!」
「とりあえずカーテン開けさせてや」
「そ、そうですね」
カーテンを開けて、椅子に座り直す。
はぁ、暑い、と手で仰ぐ
Aの顔は俺に劣らず真っ赤になっていた。
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まいまい - あぁー、完結おめでとうございます。！(￣-￣)ゞ新作が出来ましたら、絶対見させていただきます。m(._.)m (2018年5月29日 8時) (
レス) id: 46ed081ddd (このIDを非表示/違反報告)
まいまい - あっあの、ずっと見続けますので、頑張ってください。(。・ω・。) (2018年4月30日 16時) (レス) id: 46ed081ddd (このIDを非表示/違反報告)
あゆさん(プロフ) - びびりなじゅんた君が可愛いので楽しみにしてます。これからも頑張ってください！応援してます。 (2018年3月2日 21時) (レス) id: a1778e026f (このIDを非表示/違反報告)
orihata(プロフ) - 更新頑張って下さい！ (2018年3月1日 0時) (レス) id: 44d6a1b48d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりの あきな | 作成日時：2018年2月28日 23時
