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午後からは屋内の道場で格闘技訓練、なんだけど、私はこれが苦手だ…。
「笠原、流石にあたしたちじゃ無理よ。
田辺とやりなさいよ。」
「え、田辺？あたしが投げたら折れちゃいそうで、、、」
『ちょっとー！何が言いたいの？』
「…ちっさいから、」
『ちっさくないわよ！…でも、郁に投げられたら私やばいかもね笑
受け身も下手だし、恐いし…』
「あ、じゃぁ田辺、俺俺！優しくするから！」
「嫌、俺と！」
「笠原俺ならいくらでも──」
周囲の男子隊員が目ざとく状況を察して我先に立候補する。
「アホか貴様ら！」
「笠原は俺と組め、田辺は小牧だ、こいつらとは組ませられん」
「教官ずっるー、」
「なんで小牧教官なんすかー、俺でも、、」
「ん？ﾆｺｯ」
小牧教官の笑顔でみんなが黙った、
『(やっぱり皆かっこいいって思ってるんだね、)』
『あれ？でも、小牧教官違う班、、』
「俺のとこの班は今の時間は休憩だからね
俺と組んでくれる？」
『なるほど、はい！お願いします！』
「よかった、あ、でも堂上たちの見てからでいいかな？」
『はい！大丈夫です！』
小牧教官と話していると、
「大丈夫ですか、教官
私より背がだいぶお小さくておられるようですけど？ちゃんと私の奥襟までお手が届かれますか？」
「ﾌﾞﾌｯ」
(郁！なにいってんの！)
そう思った直後、
ズダンッ
堂上教官が郁を投げたのだ
「受身くらいまともに取れるようになってからそういう口は利くもんだ」
「俺よりだいぶ背がお高くておられるようだが、稽古中に1度くらいは畳を拝ませてくれるんだろうな？」
「(……それはあれか、あたしに喧嘩売ってんのか売ってんだなよし買った！)」
おおっと周囲がどよめいた。
ありえない光景に稽古が完全に止まる。
ズダンッ
と大きな音を立てて堂上教官が床に転がった。
郁がドロップキックをしたのだ。
「拝まして差し上げましたが何か？」
「ﾌﾞﾌ─ｯ」
「……そうかそういうのがアリか」
堂上教官が言い終わると同時に
「ギャーーーーーーーーーーーーーッ！！？」
郁のものすごい悲鳴が稽古場に響く。
「なにこれ痛い取れる腕がもげる───！？」
「うわ、腕ひしぎだよあれ」
周囲の男子が呆然として呟く。
「ルール無用のセメントで俺とやりたいとは恐れ入った、その向こう見ずに敬意を表して全力で相手してやる。
おいそこの、30秒カウント取れ」
近くの男子が30秒のカウントを開始する。
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ふき(プロフ) - 最高です！もう、一気に読んじゃいました！関西弁も最高だし！これからも頑張ってください！ (2018年12月20日 23時) (
レス) id: 1322b25ff7 (このIDを非表示/違反報告)
あさ - 物語一気に読んじゃいました。 沢山の直しを言ってしまいすみませんでした...。 物語の終わり頃主人公ちゃんやっと自分の 気持ちに気が付くことが出来ましたね。 パート2のほうではどうなっていくのかが 気になります。 (2018年10月30日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
あさ - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 48ページのここの台詞 『男の子をかばいながら、すぐ終わるだろうって思ってたら、結構長くて…せめて誰が見つけてくれないかなっ これ正しくはせめて誰かではないんでしょうか？ (2018年10月30日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
あさ - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 同じく46ページのここの台詞 抱きしめてもいいか聞かれたのに、 私から行かないと聞けないとは… これ正しくは私から行かないといけないとは... ではないんでしょうか？ (2018年10月30日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
あさ - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 46ページのここの台詞 郁が越えを荒らげると玄田が難しい顔で呟いた。 これ正しくは声をではないんでしょうか？ (2018年10月30日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きぃ太 x他1人 | 作成日時：2018年10月17日 20時
