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「他人に信書捨てさせるか、まったく……」

堂上教官は郁が残したハガキをくるりと裏返した。

「バカが、住所書いてあるじゃないか」

宛先は茨城県だ。実家の住所だろう。

「世話の焼ける、」
と破ろうとした堂上教官に小牧教官が苦笑いした。

「それが親元に連れ戻されちゃう文面か」

裏返したので小牧教官にも見えたらしい。

『って、読むのはやっ』ボソッ

「ん?あー、職業柄、文章に目を通すのは早いほうだと思うよ?笑」

『なるほどー、、、聞こえて、ました?』

「うん笑」

『あははは/』
やばい、恥ずかしっ

【念願の図書館に採用されて、私は今、毎日軍事訓練に励んでいます】

「防衛員配属反対されてるのかな?」

「最初から防衛員志望だったはずだがな」

「第一志望だったのは知ってるよ、俺も一緒に面接したじゃないか
田辺さん何か知らない?」

『えっ!う、うちですか?』

「そう」

『えー、多分なんですけど、郁の親が心配性ていうのもあるし、郁んち女の子が郁だけやったから女の子女の子しとる子にしたかったみたいですよ。』

「なるほどー(関西弁だ、なんでだろ…?)
ありがとう」

『いえ!大丈夫です!役に立てたなら何よりです!』

「田辺すまんな、」

『いえいえ!ほんとに大丈夫です!
では、これで、失礼しますね!』

「あぁ、」

「またね」

堂上教官と、小牧教官に挨拶をしてからトレイを戻しに行く、その際小牧教官は手を振ってくれていた、


なんか、可愛い…

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作品ジャンル:恋愛
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ふき(プロフ) - 最高です!もう、一気に読んじゃいました!関西弁も最高だし!これからも頑張ってください! (2018年12月20日 23時) (レス) id: 1322b25ff7 (このIDを非表示/違反報告)
あさ - 物語一気に読んじゃいました。 沢山の直しを言ってしまいすみませんでした...。 物語の終わり頃主人公ちゃんやっと自分の 気持ちに気が付くことが出来ましたね。 パート2のほうではどうなっていくのかが 気になります。 (2018年10月30日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
あさ - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 48ページのここの台詞 『男の子をかばいながら、すぐ終わるだろうって思ってたら、結構長くて…せめて誰が見つけてくれないかなっ これ正しくはせめて誰かではないんでしょうか? (2018年10月30日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
あさ - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 同じく46ページのここの台詞 抱きしめてもいいか聞かれたのに、 私から行かないと聞けないとは… これ正しくは私から行かないといけないとは... ではないんでしょうか? (2018年10月30日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
あさ - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 46ページのここの台詞 郁が越えを荒らげると玄田が難しい顔で呟いた。 これ正しくは声をではないんでしょうか? (2018年10月30日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きぃ太 x他1人 | 作成日時:2018年10月17日 20時

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