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私は滅多なことでは起きない。
隣で話されていても、テレビの音も、
でも、目覚ましの音、叫び声、は聞こえる。
とても都合のいい耳だ。
だから……
「出たぞっ！」
これには起きてしまった。
『…なに…？』
聞き覚えのある声、きっと先輩方だろう。
それと同時にテントの中に何かが飛んできた
うそっ
『ちょっまって、ムリ、』
まって、息がっ、できなっい、
『まっ、こまっきょうかっ、んっ、はっはっ』
「！！田辺さん！！」
『ｯこまっき、きょっか、っ』
「喋らないで、大丈夫いるから、ゆっくり深呼吸しようか、」
『っ、』
────────────────────────
小牧side
新隊員が入ったらする恒例のドッキリ
今年は女の子がいるから、辞めようと言っていたが、することになった。
あまり乗り気ではない俺と堂上を他所に乗り気の先輩隊員が準備をしていく、
手塚、笠原さん、田辺さんの順でするみたいだ
「ほんとにするの…」
俺がテントに戻ろうとした時、田辺さんの声が聞こえた、
でも、とても小さな声で、なんだか、、
「…苦しそう…？
！！田辺さん！！」
俺は彼女のテントに走った、
苦しそうにうずくまる田辺さん
『ｯこまっき、きょっか、っ』
過呼吸だ
「喋らないで、大丈夫いるから、ゆっくり深呼吸しようか、」
『っ、』
背中を擦りなが、深呼吸をさせる、
「田辺さん、俺の真似して」
真似をさせようとするが、治まらない
『ｯ、む、りっはぁっ、はッ』
「っ」
『こまっきょっかっ』
俺の名前を呼びながら俺の服を握る田辺さん
「…ごめん、」
『っ、』
人工呼吸をする、袋があれば…
何回かすれば、落ち着いたようで
『ごめん、なさいっ』
「…大丈夫？」
『はいっ』
「…」ｷﾞｭｯ
『…こまききょうかんっ？』
あまり呂律が回っていないのか、少しぎこちなく喋る田辺さんが、可愛かった、
大事に、大事に、壊れないように、
こんなにも可愛くて、綺麗な儚いものがあるのだろうか、、
「辛かったね、ごめんね、」
『だいじょうぶですよ？』
「……でも、怖かったでしょ」
『…すこし、でもこまききょうかんがすぐきてくれたじゃないですか、
だから、だいじょうぶです』
「……俺が守る、から」
『…はいっ』ｷﾞｭｯ
抱き締め返してくれた田辺さんが本当にいとおしくなった。
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ふき(プロフ) - 最高です！もう、一気に読んじゃいました！関西弁も最高だし！これからも頑張ってください！ (2018年12月20日 23時) (
レス) id: 1322b25ff7 (このIDを非表示/違反報告)
あさ - 物語一気に読んじゃいました。 沢山の直しを言ってしまいすみませんでした...。 物語の終わり頃主人公ちゃんやっと自分の 気持ちに気が付くことが出来ましたね。 パート2のほうではどうなっていくのかが 気になります。 (2018年10月30日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
あさ - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 48ページのここの台詞 『男の子をかばいながら、すぐ終わるだろうって思ってたら、結構長くて…せめて誰が見つけてくれないかなっ これ正しくはせめて誰かではないんでしょうか？ (2018年10月30日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
あさ - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 同じく46ページのここの台詞 抱きしめてもいいか聞かれたのに、 私から行かないと聞けないとは… これ正しくは私から行かないといけないとは... ではないんでしょうか？ (2018年10月30日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
あさ - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 46ページのここの台詞 郁が越えを荒らげると玄田が難しい顔で呟いた。 これ正しくは声をではないんでしょうか？ (2018年10月30日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きぃ太 x他1人 | 作成日時：2018年10月17日 20時
