秀才のスマホ ページ4
Aside
ヴゥーヴゥー…ヴゥーヴゥー
鳴り止まないスマホ、ロックを解除。
画面には「 とぉる☆ 」とあった。キモい←
「 …もしもし。 」
『 あ!やっと出てくれたよ〜。
え〜とね、あ!練習試合、しない? 』
一瞬本題忘れただろてめぇオラ
「 それを何で私に言うの。 」
『 コーチに頼まれたの☆
そっちのは多分もう知ってるよ! 』
多分かよ、おい。
そういや武ちゃんが妙にそわそわしてたのは
これのせいか。武ちゃん…もう言えば良いのに。
「 報告ありがとう。
でもウザいから切って良いかな 」
『 ん、あぁ良いよ…⁉
うわ、ちょっ、ちょっと⁉…キャーキャー! 』
モテる男、及川とぉる()
携帯の管理ぐらいはちゃんとしなよ…。
「 死ね 」←
そう言い捨てて切った。
…着信拒否しても良いかな、ウザいから。←
「 …あ。 」
いつか聞くの忘れた。…まあいっか。
スマホをリュックに入れ、騒がしい
3年4組に足を踏み入れた。
「 おはよ 」
「「「 おはよう! 」」」
と返ってくる。中には寝てる奴もいるけど。
今度はピロリン♪となるスマホを無視して、
教科書を少し乱雑に入れ、リュックをロッカーに投げ入れた。
.
キーンコーンカーンコーン…キーンコーンカーンコーン…
教室中ベルが鳴り響く中、担任の先生が
ガラァッンッ!と音をあげながら開けて、ガラァッンッ!と閉めた。おいドア壊れる。
ちなみにピロリン♪の原因は勿論及川。
とぉる☆練習試合よろしくね☆
既読無視しといた←
.
地道に頑張ります!
2018.1.19 僕
20人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Mint - ふぁいとです!! (2018年11月12日 22時) (レス) id: 7652d5bfb2 (このIDを非表示/違反報告)
僕 - 良ければ感想、評価等宜しくお願いします! (2018年1月20日 20時) (レス) id: ad05dfba12 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:僕 | 作成日時:2018年1月17日 22時