コート上の女王様は"目立ちたくない" (ページ6)

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目立ちたくない ~5~ ページ6

はぁ、転校初日でとんでもないことしてしまった･････。

『でもなんかあのパツキン野郎どっかでみたことあるんだよなー??』

そんなことを考えているうちに職員室についた

ｺﾝｺﾝ
『失礼します。』

？「おーお前が成宮Aだな?!」

担任の先生であろう人が大きい声で言ったせいで、周りからの視線がすごいんですけどｯｯ

職員室にいた他の先生たちは、

「あれがあのユースの成宮Aかー｣
とか!
「なんやオーラが違いますねー」
とか!!
「今年のIHと春高は男女ともに優勝じゃないんかー？笑」
とか!!!

コソコソ言ってるつもりだろうけど、ばちくそ聞こえてるんですけどｯｯ!!

『先生もうちょっと声静かにしませんか??』ﾆｺﾆｺ

？「お、おう･････す、すまん。(顔が見えないけど明らかに笑顔が怖い!!)｣

？「あ、俺は今日からお前の担任になる"松尾高広"だ!!」

松尾先「まーテキトーにまっつん先生とでも呼んでくれ!!ちなみにお前のクラスは今日から2年1組だ!!｣

松尾先「ちなみに俺も元々宮城に住んでたから言葉は標準語なんだぞ!!｣

いやいやｯｯ!!その情報いらんてｯｯ!!
と、ツッコミたくなってしまった。

『あ、そうなんですか。今日からよろしくお願いします･････松尾先生。』

松尾先「だから!!まっつん先生って呼びなさいって!!皆そう呼んでるんだぞ?!ほら!!｣

くっっそめんどくさい人が担任になってしまった。

『はぁ。わかりました。今日からよろしくお願いします･････まっつん先生』

松尾先「おう!!よろしくな!!成宮!!じゃー教室に行くからついてきなさい!!」

『はい。』

この人めちゃくそテンションたかいやんけ!!

私なんか今日ついてないよ･････