・ ページ9
Aside
初日から数日後、
『お客さん、？』
見慣れない靴。
リビングのドアを開けると、知らない男の人。
母「A、おかえり。ここ座って。」
『う、うん。』
母「今日からこの人と一緒に暮らすことになりました。」
『え？』
男「よろしくねﾆｺｯ」
気持ち悪い…
さっきからなんかニヤニヤしてるし、
『よ、よろしくお願いします…』
一応挨拶はしとくけど、
『お母さん、この事お父さんに言ったの？秘密にしてるとかないよね？』
母「それは…」
『それさぁ、、、不倫だよ？』
男「まぁまぁ、細かいことは置いといて、ご飯にしよっか。」
全っ然細かくないし。
てか、部外者は黙っててよ。
あー、むしゃくしゃして来た。
『お風呂入ってくる。ご飯いらない。』
母「A…」
男「……」
inお風呂
なんで一緒に暮らすのか意味不明だし。
私はお母さんと二人きりの時間が好きだったのに。
お母さんもお母さんで、お父さんに言ってなかったみたいだし。
『…お父さんに言お。』
男「それはやめて欲しいなぁ…」
『…キャッ！』
いつの間にそこにっ？！
ドア越しに聞こえる声。
うっすら見える人の影。
男「あ、勘違いしないでね。着替え持ってきただけだよ。忘れていったでしょ？」
『あ、、』
男「大丈夫だよ。俺が持ってきたのは服とタオルだけだから。その、下着…とかはお母さんが持ってくるよ。」
『そうですか…。あ、ありがとうございます。』
こんな男に感謝の言葉を言うのは躊躇したけど、
礼儀がなってない奴とか思われたくないから。
男「いやいや、俺の方こそ戸惑わせてごめんね。」
『い、いえ…』
男「じゃあ、俺はこれで。」
そして、遠ざかっていく足音。
『はぁー…』
"…お父さんに言お。”
"それはやめて欲しいなぁ…”
あの男が来たのもきっとなにか理由がある。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 231人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いつれお(プロフ) - 玲於たんLoveさん» ありがとうございます！更新遅れちゃってごめんなさい！これからも頑張りますっ！ (2019年1月19日 12時) (
レス) id: d9f170be89 (このIDを非表示/違反報告)
玲於たんLove(プロフ) - 頑張って下さいね！ 更新楽しみにしてます^^ (2019年1月15日 15時) (レス) id: 2d46123453 (このIDを非表示/違反報告)
いつれお(プロフ) - 玲於たんLoveさん» いえいえ！全然大丈夫ですよ^^ほんとにありがとうございます(泣)更新頑張ります！ (2019年1月15日 12時) (レス) id: d9f170be89 (このIDを非表示/違反報告)
玲於たんLove(プロフ) - いつれおさん» 私こそ遅くなってしまってすみません。 次の更新も楽しみです！ (2019年1月2日 22時) (レス) id: 2d46123453 (このIDを非表示/違反報告)
いつれお(プロフ) - 玲於たんLoveさん» 嬉しいですっ！遅くなってしまってごめんなさいっ！ありがとうございます！頑張ります！！ (2019年1月1日 18時) (レス) id: d9f170be89 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：いつれお | 作成日時：2018年12月20日 19時
