第5話 『ハンカチ』 ページ7
【承太郎視点】
「キャー！！承太郎よ！！！ 」
「おはようJOJO 」
「ねぇJOJO
私と一緒に学校行きましょ！ 」
「違うわよ！JOJOは私と一緒に行くの！！ 」
「何言ってるの！？私よ！！ 」
「うッせえぞッ！黙ってろアマどもッ！ 」
「「キャーッ！！！アタシに言ったのよォ！！！ 」」
やかましいアマにまとわりつかれるのが鬱陶しく感じ、もうすぐ学校に着くのもあり俺は早足で通学路を急いだ。
「うわっ」
男の声が後ろから聞こえた
その声のした方を見て見ると、男が1人転んでいる
「痛たた……周りが見えてないんだかどうだか知らないけど、こんなに道に広がられてちゃ危ないよなあ」
どうやら散らばったアマどもにぶつかって転んだようだった。
「おい、大丈夫か」
「！？！？あっ、はい。大丈夫です」
男は少し驚いた顔をすると、ヘラリと笑って答えた
そうして、ゆっくりと立ち上がると「じゃあ俺は学校に遅れると行けないから」と言って立ち去った。
「……………あ？」
あれ以上に関わる義理もないと思い、
拾い上げて見て見ると、下の方に小さく 佐藤 Aと書かれている
多分、さっき男の名前だろう。
(そういやあ、さっきの男の着ていた制服はSPW学園のものだった。見た目は高校生っぽかったが…)
もしそうならば返せる機会があるかもしれない。と思い俺はそっとポケットにそのハンカチをしまった
【A視点】
び、びびった！！
いきなり女の子がぶつかってきたと思って、次に顔を上げたら目の前に承太郎がいるとか心臓に悪い……
承太郎とはもうかなり離れている、そして学校の門も見えてきた
「門がでかい、校舎がでかい。はあぁぁぁぁ………これで目立たなければ最高なんだが……」
おそらく、これ以上の贅沢を望めば天罰が下るだろう。
ちらりと時計を見るとまだガイダンスまで30分ほど残っている。
(とりあえず教室に行って荷物を置かなくっちゃあな、あとは……トイレにでも行けばちょうどいいくらいか？)
そうと決まればまずは教室を見に行かなくてはと思い、俺はクラス分け発表がされている掲示板へと足を進めた
ーーーーーー『特殊科』と書かれた看板に気づかずに
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人力車(プロフ) - 丹華 蓬＠沼暖かいさん» ありがとうございます( >▽<)ゞ 携帯が調子悪くてDSやパソコンからの更新になってしまって前よりも更新が遅くなってしまうかも知れませんが、お付き合いください！ (2019年10月5日 20時) (
レス) id: 60356de8e5 (このIDを非表示/違反報告)
丹華 蓬＠沼暖かい(プロフ) - 今回も面白かったです、無理しない程度に頑張ってください。 (2019年10月5日 20時) (レス) id: 3fce7d89ee (このIDを非表示/違反報告)
人力車(プロフ) - 丹華 蓬＠沼暖かいさん» ありがとうございます笑！これからの展開を楽しみにしているあなたのためにも、頑張ろうと思います！ (2019年9月25日 22時) (レス) id: 60356de8e5 (このIDを非表示/違反報告)
丹華 蓬＠沼暖かい(プロフ) - 人力車さん» いい展開になって来ましたね、次回が楽しみです、無理しない程度に頑張ってください。 (2019年9月25日 19時) (レス) id: 3fce7d89ee (このIDを非表示/違反報告)
人力車(プロフ) - 丹華 蓬＠沼暖かいさん» いつもコメントありがとうございます！！前より少し更新ペースは落ちてしまいましたが頑張ろうと思います！ (2019年9月22日 16時) (レス) id: 9f1d144e77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：人力車 | 作成日時：2019年8月17日 10時
