喫茶店ポアロの新人店員さん4

１３２話「眠気」 ページ7

ーコナンsideー









コナン「Aさん、ご飯出来たよ」




キッチンから出てきたコナンはソファに座っているAに声をかけた。









A「……」








コナン「…Aさん？」









コナンがソファに近づくと、寝息が聞こえてきた。





A「すー……すー…」








コナン「(寝てる……、余程疲れていたんだな…)」






コナンはそっと毛布をかけると、再びキッチンに戻った。









コナン「蘭姉ちゃん、Aさん寝てたよ」






蘭「そうなの？…疲れていたようだし起こさないでおこう」




蘭がそう言うと、コナンは静かにうなずいた。









すると、





小五郎「たっだいまー！！」








小五郎の大声に寝ていたAが起きてしまった。





A「…あれ、寝てた…？」









蘭「もう、お父さん！Aさんが寝てたのにそんな大声出さないでよ！」





小五郎「え、Aさん？なんでいるんだ？」








蘭「私が今日一緒にご飯食べましょうって誘ったの」








A「お邪魔してます…！」









小五郎「おう、ゆっくりしていって下さいよ！」


小五郎は笑ってそう言った。









コナン「そういえばおじさん、なにかいい事でもあったの？そんなに喜んで」







小五郎「ん？おう！今日は色々とついててな！」






コナン「ふーん？」









蘭「じゃあ、皆揃ったことだしご飯食べよう！」






A「はい！」

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