131話「雨」 ページ6
ーAsideー
Aが家の外に出ると、雨が降っていた。
A「(雨……さっきまで晴れてたのに…)」
Aは傘を持っていなかったので、近くの店で雨宿りをしようと思い、店に向かって走り出した。
Aは近くの喫茶店に入ると、アイスコーヒーを注文した。
A「……」
すると……
?「…Aさん?」
A「えっ?」
Aが俯いていた顔を上げると、そこには蘭
がいた。
A「蘭さん…?なんでここに…」
蘭「夕飯の買い出しに行って、帰る途中で雨が降ってきちゃって……、ここで雨宿りしてるんです」
A「!そうなんですか…」
と、Aは驚いた表情で言った。
蘭「…Aさんは大丈夫ですか?疲れているように見えますけど…」
蘭はAの顔を見て、心配そうな表情で見つめた。
A「はは……、私ちょっと疲れちゃって…」
蘭「…あの、Aさん…!」
蘭「今日、私の家でご飯食べませんかっ…?」
A「!ご飯…?」
予想外の言葉にAは目を丸くした。
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ー毛利探偵事務所ー
蘭「ただいま〜」
A「お、お邪魔します…」
コナン「蘭姉ちゃんおかえり……ってAさん!?」
A「あ、コナン君!」
蘭「今日はAさんも一緒にご飯を食べることになったのよ、コナン君もご飯作るの手伝ってくれる?」
コナン「うん!」
コナンと蘭は買った食材などを冷蔵庫に入れはじめた。
A「私も手伝います…!」
Aが手伝おうとすると、蘭に止められた。
蘭「Aさんはお客さんなんですから、ゆっくりしててください…!」
コナン「僕が手伝うからAさんはソファに座ってていいよ!」
A「ありがとう…」
二人の気づかいに感謝して、Aはソファで休ませてもらうことにした。
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イアデビル(プロフ) - 面白いです!更新待ってます頑張ってください! (2020年4月3日 9時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
さらん(プロフ) - 更新楽しみにしてます (2019年11月30日 12時) (レス) id: 7d89056dc9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:グレイ | 作成日時:2019年11月9日 16時