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１２３話「表情」 ページ46
〜inAの家〜
家に帰って来たAは、その場に座りこんだ。
A「(零くん…さっきはどんな顔で私を見てたのかな……)」
A「……」
すると、部屋にスマホの着信音が響いた。
A「(！…誰だろう)」
Aはスマホを手に取った。
A「！」
Aは通話ボタンを押した。
『…Aか？』
A「…うん、君の言う通りに､明日君が来ることは伝えなかったよ」
『あぁ、…俺が来ると知ったら彼は来てくれないかもしれないからな…』
A「…そうだね、じゃあ､また明日」
『あぁ。』
Aは電話を切ると、部屋に飾ってあった写真を見た。
A「…懐かしいな…」
その写真には、Aと警察学校の同期の松田達が写っていた。
A「……」
Aはしばらくその写真を眺めると、自室に向かって歩き出した。
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作者名：グレイ | 作成日時：2019年1月26日 19時
